タイガース前田健太 OP戦初登板で2回無安打無失点4K 先発返り咲きアピール 平均球速4.7キロ上昇

2025年2月23日(日)6時55分 スポーツニッポン

 タイガースの前田健太投手(36)が22日(日本時間23日)、フィリーズとのオープン戦に今オープン戦初登板。先発し、2回無安打無失点、4奪三振と上々のスタートを切った。

 初回は1番ロハス、3番ボームからそれぞれスイーパーとスプリットで空振り三振。2回は4番ケプラー、5番ケネディからそれぞれスイパーとスライダーで空振り三振を奪った。試合後、前田は米メディアなどの取材に対し「自分の調子を見るのはいつも楽しいものだが、今回は違った。明らかに緊張していた。しばらくそんな感覚はなかった」と話した。

 全30球中、ストライクは21球でストライク率は70%。球種比率はスプリットが9球、フォーシームが7球、スライダーが5球、スイーパーが4球、シンカーが4球、カーブが1球だった。速球は平均92.4マイル(約148.7キロ)で、最速は93.7マイル(約150.7キロ)。17スイングで6つの空振りを奪い、空振り率は35%だった。

 地元メディア「デトロイト・フリープレス」は「36歳の彼は生まれ変わった先発投手のように見え、2イニングを無失点で締めくくり、4奪三振を記録した。さらに重要なことに、彼のフォーシームはスプリングトレーニングの初戦で平均92.4マイル、最速93.7マイルを記録し、昨年のスプリングトレーニングゲーム全体での平均89.5マイル(約144.0キロ)から大幅な向上を見せた」と平均球速が4.7キロ上がったと伝えた。

 前田は昨季先発投手としてスタートしたが、シーズン途中から中継ぎに配置転換。29試合に登板(先発は17試合)し、3勝7敗、防御率6.09だった。

 オフにテレビ東京「スポーツ リアライブ〜SPORTS Real&Live〜」(後10・30)に出演した際は、メジャー移籍10年目となる今季の目標として「ワールドチャンピオンと2桁勝利、メジャー10年達成」と宣言していた。

スポーツニッポン

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