直近5戦で4敗のトッテナム…コンテ監督が嘆く「これが現実だ」

2022年2月24日(木)11時13分 サッカーキング

トッテナムを率いるコンテ監督 [写真]=Getty Images

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 トッテナムを率いるアントニオ・コンテ監督が、問題を解決するためにクラブは自分自身のことを評価しなければならないと語った。23日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 プレミアリーグ第13節延期分が23日に行われ、トッテナムはアウェイでバーンリーと対戦。71分にセットプレーからベン・ミーにゴールを奪われると、追いつくことはできず、0−1で完封負けを喫した。

 19日の首位マンチェスター・C戦は3−2で勝利を収めたトッテナムだが、この結果、直近のリーグ戦5試合で4敗目を喫した。2試合消化試合が少ないものの、4位マンチェスター・Uとの勝ち点差は「7」で暫定8位となっている。

 試合後、コンテ監督は「難しい夜だった。それは今夜だけではなく、直近の5試合のうち4試合で負けている。つまり、これはクラブ、そして私に対する評価をしなければならないということだ。なぜなら、5試合のうち4試合も負けるなんて腹立たしいことだからだ」と語り、次のように続けた。

「状況は明らかだ。ファンには本当に申し訳なく思っている。彼らはこの結果に値しないと思っているからだ。でも、5試合で4回も負けたらクラブは評価を下さないといけないということを意味する。一緒に話し合って、何が最善策かを見つけなければならない。このような状況でこのクラブの選手たちは常に同じだ。クラブは監督を変更するが、選手たちは同じで結果は変わらない」

「私はこの状況を改善したいと思ってここにやってきたが、現状では私にはわからない。私は改善するのに適していないのかもしれない。非常にイライラしている。一生懸命働いているし、選手たちから最高のものを引き出そうと全力も尽くしている。だが、正直目を閉じることはできない」

「土曜日にはまた別の試合(リーズ戦)がある。状況と評価を見る瞬間になる。私は本当にイライラしているし、このような状況には慣れてもいない。全力を尽くそうとしているが、状況は変わらないんだ」

「直近の5試合は降格圏にいるかのようにプレーしていた。これが現実で、そこに問題があるのかもしれない。私に責任があるのであれば、それを取りたいと思う。どのような決断も受け入れるつもりだ。ここに来た初日からトッテナムを助けたいと思っている。給料を受け取ることも現時点では正しいことではないと思う」

「現時点ではミスや他のことなどについて話すことは重要ではない。現実は、5試合で4回も負けたということ。このような状況が続くなら、私たちは降格圏を争うことになるだろう。誰もがこの状況を理解することが重要だ。繰り返すが、クラブの全ての決定を受け入れるつもりだ。私は助けるためにこのクラブに来たが、現状ではそれがとても難しい。そして、クラブを助けられていないというこの状況に非常にイライラしている」

サッカーキング

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