主将ダンクが後半AT弾! 三笘薫欠場のブライトン、10人でエヴァートンに追い付きドロー決着

2024年2月25日(日)2時0分 サッカーキング

主将ダンクがブライトンを救う値千金の同点ヘッド! [写真]=Getty Images

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 プレミアリーグ第26節が24日に行われ、ブライトンとエヴァートンが対戦した。

 前節は序盤に退場者を出したシェフィールド・ユナイテッドを5−0で下したブライトン。しかし、直近5試合の成績は2勝1分2敗、10得点7失点と不安定な戦いが続いている。今シーズン3度目の連勝を目指す今節はここ8試合勝利のない17位エヴァートンをホームに迎えての一戦。前節まで2試合連続でスタメンに名を連ねていた日本代表FW三笘薫はベンチメンバーから外れ欠場となった。

 ブライトンは序盤からボール保持率を高め、サイド攻撃を起点として幾度となく敵陣ゴールに迫っていく。7分、中央で起点を作ったダニー・ウェルベックが右に開いたタリク・ランプティのリターンパスを受けてフィニッシュに持ち込むも、ボールはDFのブロックに阻まれ枠外へ。19分にはファクンド・ブオナノッテとのパス交換でボックス内へ侵入したウェルベックが至近距離からシュートを放ったが、再び相手DFの体を張った対応に防がれた。

 24分、ブライトンはカウンター気味の攻撃から素早く左へ展開し、最後はボックス左角付近から仕掛けたシモン・アディングラが左足を振り抜いたが枠を捉えられず。対するエヴァートンは31分、最終ラインからの大きな展開で敵陣左サイドへ侵入し、ヴィタリー・ミコレンコのクロスにドミニク・カルヴァート・ルーウィンが飛び込んだが、チャンスを生かすことはできなかった。その後は互いにゴール前に迫るシーンを作るも、スコアレスのまま前半を終えた。

 後半最初の決定機はエヴァートン。GKジョーダン・ピックフォードが敵陣左サイド深くへ蹴り込むと、これを収めたドワイト・マクニールがクロスを供給し、ファーサイドに走り込んだアブドゥライェ・ドゥクレがボレーで合わせる。シュートは枠を捉えたが、カバーに入ったランプティがゴールライン上でクリアし惜しくも先制点とはならず。一方のブライトンは60分に3枚替えを敢行。アンス・ファティらを投入し状況の打開を図る。

 徐々に攻勢を強めたブライトンは70分、バイタルエリア中央で縦パスを引き出したパスカル・グロスが巧みなターンから右足を振り抜く。ボックス内のこぼれ球をペルビス・エストゥピニャンがマイナスへ折り返し、A・ファティがダイレクトで合わせたがDFのブロックに阻まれる。すると73分、ピッチ中央右寄りの位置でFKを獲得したエヴァートンはGKピックフォードがゴール前へロングボールを送り、こぼれ球を拾ったジャラッド・ブランスウェイトが左足でゴール右上隅に突き刺し先制に成功した。

 リードを許したブライトンは81分、アマドゥ・オナナに危険なタックルを見舞ったビリー・ギルモアにレッドカードが提示され数的不利に。88分にはフリオ・エンシソのパスを受けたA・ファティがボックス手前中央から鋭いシュートを放ったが、GKピックフォードの好セーブに阻まれる。このまま試合終了かと思われた90+5分、グロスのクロスにルイス・ダンクが頭で合わせ、ブライトンが土壇場で同点に追い付いた。

 試合はこのまま1−1で終了。ブライトンは連勝こそ逃したものの土壇場で黒星を回避した。次節は3月2日に行われ、ブライトンはアウェイでフルアムと、エヴァートンはホームでウェストハムと対戦する。

【スコア】
ブライトン 1−1 エヴァートン

【得点者】
0−1 73分 ジャラッド・ブランスウェイト(エヴァートン)
1−1 90+5分 ルイス・ダンク(ブライトン)


【動画】主将ダンクがチームを救う劇的ヘッド! ブライトンはエヴァートンとドロー決着

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