エスミー・ホウキー、ランボルギーニで2年目のDTMへ。T3は“2台目”の参戦実現も目指す
2022年2月26日(土)9時40分 AUTOSPORT web

ドイツのランボルギーニ・カスタマーチームであるT3モータースポーツは、2022年のDTMドイツ・ツーリングカー選手権に参戦するドライバーとして、イギリス人のエスミー・ホウキーを継続起用すると発表した。
ホウキーは2021年シーズンもT3のランボルギーニ・ウラカンGT3 Evoでフル参戦していた。マルチメディア企業のROKiTは、2022年も引き続き彼女のプログラムをサポートする。
T3モータースポーツは今季のDTMに2台体制で参戦することを望んでいるが、昨年ホウキーのチームメイトであったエステバン・ムースは、ワーケンホルスト・モータースポーツのBMW M4 GT3をドライブすることが決まっている。
2021年、DTMでの初年度を戦ったホウキーのハイライトは、アッセン戦の週末のレース1で、ポイント圏内でフィニッシュしたことであった。
「今年、DTMに再び参戦できることに、とても喜んでいる」と彼女はコメントしている。
「私は2021年、その1秒1秒を愛していた。私にとってはGT3車両での最初の年だったし、多くの国際サーキットを走るのも初めてだった。私はROKiTとABKビール・ファミリーの一員であることをとても誇りに思っているし、今年もトラックの内外で彼らを代表することが待ちきれない」
「T3モータースポーツでは、とても多くのことを学んだ。今年はその経験を活かし、それをさらに発展させていくことを楽しみにしている。私たちは2021年にいくつかの素晴らしいことをともに達成したので、それをさらに成長させる機会があることは素晴らしい」
T3モータースポーツのチーム代表であるイェンス・フーヒトは、次のように述べている。
「エスミーとともに参戦を継続することができて本当にハッピーだ。彼女は昨シーズン、我々を完全に納得させる走りを見せたし、我々チームにとって、またあらゆる点でもDTMにとって真の財産だ」
「世界的にもユニークなレースシリーズとして高く評価されるようになったDTMに、再び参加できることを、我々はとりわけ嬉しく思っている。したがって、2台目のランボルギーニのエントリーを実現するために、懸命に取り組んでいく」