DAZNと協議必要?Jリーグのオンラインカジノ対策巡り…吉田麻也出演CM話題に

2025年2月26日(水)11時20分 FOOTBALL TRIBE

吉田麻也 写真:Getty Images

 Jリーグは全クラブに対して、文書でオンラインカジノ利用の注意喚起を実施したが、ファン・サポーターの間では放映権契約を結んでいるインターネット動画配信サービス『DAZN』のオンラインカジノCMを巡り議論が白熱。DAZNに対するJリーグの働きかけ等を求める声が湧き起こっている。


 大谷翔平選手(ロサンゼルス・ドジャース)の元通訳である水原一平氏の報道をきっかけに、日本でも問題視されているオンラインカジノ。プロ野球界では、2025年2月には山岡泰輔投手(オリックス)が活動自粛になるなど、各方面への影響が広がっている。


 そんななか、Jリーグも3月11日にオンラインカジノの違法性に関する理解を深めるためのセミナーを実施すると発表。野々村芳和チェアマンが2月25日の理事会後に明らかにしているが、ファン・サポーターの関心はJリーグ公式戦の中継を手掛けるDAZNの一部CMに向いている。


 同サービスの試合中継等では、かつてオンラインカジノの代表的存在であるベラジョンのCMが放送。元日本代表DF吉田麻也(ロサンゼルス・ギャラクシー)が広告塔として起用されていたが、当時からオンラインカジノの違法性を指摘する声は挙がっていた。


 それだけに、Jリーグのオンラインカジノに関する報道を受けて、ネット上では「Jリーグはオンラインカジノの対策するならば、違法賭博の広告を流すDAZNをどうにかした方がいい」「DAZNがこの何年も宣伝している海外オンラインカジノの対策をJリーグがすると言う矛盾…」「オンラインカジノのCMを流しているDAZNはどうなるんだ」などの指摘が。


 「JリーグはDAZNに対して物を言うべき」「JリーグとDAZN間の協議が必要なのでは?」「オンラインカジノ広告を自粛する穴埋めに、Jリーグが広告主を探すとかいう話になるのかな?」といった声も挙がっている。


 なおJリーグとDAZNの放映権契約を2017年からスタート。10年間で約2100億円の契約を結んでいたが、2023年に契約内容を見直し。新たに2033年までの11年間で2400億円規模にのぼる放映権契約の締結に合意している。

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