「完走できてよかった」森田理香子の第二章 復帰戦は“100点満点”
2024年3月3日（日）13時35分 ALBA Net
森田理香子はバーディで6年ぶり復帰戦を締めた（撮影：米山聡明）
＜ダイキンオーキッドレディス 最終日◇3日◇琉球ゴルフ倶楽部（沖縄県）◇6595ヤード・パー72＞
森田理香子は4バーディ・3ボギー・1ダブルボギーの「73」で最終日を回り、トータル1オーバーでホールアウト。6年ぶりの復帰戦で4日間を戦い抜いた。
「ショットがすごいブレている。4日間通してあまり良くなかったんですけど、あまり上手くないアプローチに助けてもらって。パッティングも良かった。気持ち的にもそんなに落ち込むことなく、ロング（ホール）もきのうみたいにツーオンできたし、いいところはあった。4日間“完走”できたし、悪いながらも耐えられたかな」
多くのファンが森田の勇姿を見に来ていた。森田へのたくさんの声援が会場を盛り上げた。「緊張しましたね。でもうれしかったです。変わらず応援してくれる方がこんなにいることはすごくうれしい。6年も空いているので、（コロナの影響もあり）私のことを知らない人も全然いる。昔から知ってくれている人はすごく応援してくれるし、力になるって言ってもらえるので、本当に挑戦して良かった」と笑顔を見せた。
だが、さすがに体は疲労を感じていた。「想像以上に疲れました。皆さんが期待してくれてうれしい半面、プレッシャーも感じていた。体も痛いところがあるし…なんとか完走できて良かった」と話した。
評価としては「100点満点です！」と清々しい表情を見せる。「完走できて、しかも最後バーディフィニッシュなので。ドラコンも取れたし、満足です」と気持ち良く次の試合に迎えそうだ。森田理香子の第二章は始まったばかり。次戦も若手に負けない“ぶっ飛び”を見せてくれるだろう。（文・高木彩音）
<ゴルフ情報ALBA Net>
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