T・ヘルナンデス今春初アーチ!東京Dでは大谷翔平に「3、4本ぐらい期待」“ヒマワリの種シャワー”熱望
2025年3月3日(月)7時55分 スポーツニッポン
ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)が2日(日本時間3日)、ホワイトソックスとのオープン戦に「2番・右翼」で先発出場。今春実戦初アーチとなるオープン戦1号を放つなど3打数1安打1打点だった。
T・ヘルナンデスは4回の第2打席で安打で出塁した大谷を一塁走者に置き、三ゴロ併殺でチャンスをつぶした。それでも6回の第3打席で相手右腕・カリンチャクの3ボールからの4球目、92・7マイル(約149・2キロ)の直球を捉え、左中間席へ豪快アーチ。打った瞬間、本塁打と確信しゆっくりと一塁へ歩を進めた。
2月20日のカブスとのオープン戦から出場しているT・ヘルナンデスにとって、6戦目で待望の今春初アーチとなった。
昨季は154試合で打率・272、ともに大谷に次ぐチーム2位の33本塁打、99打点と勝負強さを発揮。ポストシーズンでも活躍し、ワールドシリーズ制覇に貢献した。
シーズン後にFAとなったが、3年総額6600万ドル(約103億6200万円)で再契約を結び残留が決定。今季も勝負どころでの一打に期待がかかる。
また、この日、4回に本塁打を放ったフリーマンに対し「ヒマワリの種」を投げて祝福。昨季、お馴染みとなった光景が今季も多く見られそうだ。
T・ヘルナンデスは「ボールがよく見えて気持ちがいい。良いコンタクトができた。少しまだ体が硬いがそれは通常通り。調子を整えてもっと良い状態に持っていきたい」と順調に調子は上がって来ているとうなずいた。
そして「今は通常のトレーニングに加えてストレッチを増やして体の柔軟性を高めて、試合中に体が引き締まるようにして、良い状態にもっていけるように努めている。15歳の時から長い間、同じトレーニングをしている。シーズンに向けて良い状態にもっていく」と意気込んだ。
また、今月18日、19日に東京ドームで行われるカブスとの開幕シリーズに向けて「日本に行くのが楽しみ。待ち切れない」と胸を躍らせ「日本語は簡単ではないと思うけど、シリーズが始まる前に少し努力して学んでみようと思う」と意欲も口にした。
「ヒマワリの種」での祝福については「日本でも同じようなセレブレーションをしたいと思っている。日本での開幕シリーズを楽しんで、2勝できるように頑張りたい」と笑みを見せ「(大谷)翔平には本塁打を打って欲しいね。1本だけではなくて、3本、4本くらいを期待しているよ」と日本でたくさん「ヒマワリの種」が投げられるように大谷に本塁打量産を願った。