先発復帰の遠藤航が採点『7』の高評価!ELスパルタ戦で5発快勝に貢献「中盤で底力を見せた」

2024年3月8日(金)15時0分 ココカラネクスト

中盤で存在感を示した遠藤。状態は上がっているようだ(C)Getty Images

 リバプールの遠藤航は、現地時間3月7日(日本時間8日)に行われたヨーロッパリーグ決勝トーナメント・ラウンド16第1戦のスパルタ戦にスタメン出場。アウェーで5−1と快勝した一戦で、4−3−3フォーメーションのアンカーでフル出場した。

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 7分にアレクシス・マカリステルのPK弾でリバプールが先制し、幸先良く先手を取ったチームで遠藤は、最終ラインからのビルドアップに積極的に関わった。守備時はセカンドボールをよく拾い、DF陣へのカバーに入るシーンもあれば、前線からのプレス時には中盤の潰し役として機能。とりわけ10分から20分頃の劣勢時は、ディフェンスでの貢献が大きかった。

 25分にはダルウィン・ヌニェスのスーパーミドルで追加点を奪い、リバプール優勢の展開となってからは、遠藤も高い位置で攻撃に絡む回数が増えた。35分にはCKからシュートを狙い、38分には右サイドをドリブルで持ち上がりクロスを上げる。前半アディショナルタイムには左サイドで遠藤がパスカットした流れから、最後はサイドチェンジを受けたヌニェスがダメ押しの3点目を決めた。

 後半の立ち上がりに失点したが、53分にマカリステルからボールを受けた遠藤はコディ・ガクポへパスをつなぐ。そこから右サイドに展開し、仕上げはルイス・ディアスがネットを揺らした。また、試合終了間際にはドミニク・ソボスライもゴールを決めている。

 好パフォーマンスを披露した遠藤に、現地メディアは軒並み採点『7』をつけて高評価した。『LIVERPOOL.COM』は「典型的なリバプールの中盤の底力を見せた。スパルタが走り込む隙はあったが、それは日本のキャプテンだけの責任ではない。彼はポゼッションも良かった」と称賛し、『Liverpool Echo』は「週を追うごとに重要性と存在感を増している。中盤の守備のスペシャリスト」と賛辞。一方で『THIS IS ANFIELD』は次のように綴った。

「先発に復帰したエンドウにとっては、少し複雑な夜だった。中央で少しルーズになる場面もあったが、前線からのアプローチで見事な動きも見せた。イエローカードを免れたのはかなりラッキーだったが、文句を言うつもりはない。この試合は彼にリズムを取り戻させるために必要なものであり、(ユルゲン・)クロップ監督はそれが達成されたと確信しているだろう」

 左足首の負傷離脱から、公式戦3試合ぶりの先発復帰となった状況を考慮したレポートだろう。スパルタ戦でコンディションを取り戻したとすれば、3月10日に控えるビッグマッチ、プレミアリーグ第28節マンチェスター・シティ戦での活躍にも期待できるかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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