プロレスラー西村修さん葬儀・告別式 藤波辰爾「無我をささげます」
2025年3月9日(日)4時44分 スポーツニッポン
2月28日にがんのため53歳で亡くなったプロレスラーで文京区議会議員の西村修(にしむら・おさむ)さんの葬儀・告別式が8日、東京都文京区の護国寺で営まれた。新日本プロレスの永田裕志、小島聡、天山広吉、ボクシングの世界王者・寺地拳四朗ら大勢の関係者が参列し、藤波辰爾と武藤敬司が弔辞を読んだ。
西村が所属した「無我」を立ち上げた師匠の藤波は「君のメッセージや思いはしっかりと私に届いていましたよ。無我とともに歩んだ君のプロレス人生、その人生の最期の時まで誇り高く生き抜いた君に無我をささげます」と語りかけた。
武藤は付け人の西村さんに愛車のワックスがけを頼んだら、研磨剤入りの物で傷だらけにされた昔話を明かし「責めることもできず、泣きました」と述懐した。
出棺ではゆかりのあるレスラーらが棺をかつぎ、寒空の中、弔問客らが最後の別れを告げた。