ルーキー・岡田晃平や片岡尚之らスリクソン契約選手が登場 目指すは“プラチナ世代”越え「追いつけるように」

2024年3月10日(日)14時30分 ALBA Net

ルーキーイヤーを迎える岡田晃平(撮影:ALBA)

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ジャパンゴルフフェアが9日、パシフィコ横浜で開催され、スリクソンやゼクシオを展開する住友ゴム工業のブース内に男子プロが登場。昨年12月にプロ転向したばかりの岡田晃平(東北福祉大4年)やツアー1勝の片岡尚之らがトークショーやデモンストレーションを行った。


ともに来場するのは初めてのこと。「こんな広い会場で、たくさんのメーカーが集まっているとは分からなかった。いい経験になりました」(片岡)、「ネットとか放送は見ていたけれど、現場に来てみるとこんな盛り上がりなんだなと。コロナも明けていいイベントだと思う」(岡田)と感想を語り、ファンとの交流を楽しんだ。

「日本アマ」覇者でもある岡田は、ファイナルQTで9位に入りいよいよルーキーイヤーを迎えるが、昨年、トレーニングによって背中のじん帯を切り、2カ月ほどゴルフができなかったことを明かした。このオフはそのケアや予防を重点的に行いながら、「体も全体的にパワーアップした」と1年間を無事に戦い抜くための体作りに励んでいる。

来週に大学の卒業式を控え、最近は忙しい日々を送っている。「(仕上がり具合は)6割くらい。ラウンドもなかなかできていないけれど、卒業したら東建まで2週間ある。急ピッチで仕上げていきたい」。QT後にはフィッティングで「細かい調整」を施し、2番アイアンをアイアン型ユーティリティに変更するなどの調整も行った。28日(木)からの開幕戦「東建ホームメイトカップ」に向けてさらに準備を進めていく。

大学の先輩でもある松山英樹が目標とする選手のひとりだが、この日は「片岡先輩みたいに爽やかなプロゴルファーになりたい」と同じく大学の先輩で、横にいる片岡を立てる発言で二ッコリ。これには片岡から「やかましいわ! そういうのも覚えたんだ(笑)」と鋭いツッコミが飛んで、報道陣を笑わせた。

パットの名手としても知られる片岡は、2021年「ジャパンプレイヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品」で初優勝。22年以降は勝利こそないものの、「日本プロ」など2位に3度入っている。新たにコーチから指導を受け始め、ショットは試行錯誤を重ねているが、徐々に形になってきた。「去年は耐えた分、今年は飛躍の年に。早く優勝したい。1勝、2勝を挙げられるように頑張りたい」と意気込んでいる。

ルーキーイヤーを迎える岡田は「初年度なのでまずはシードを獲れるように頑張りたい。早く優勝して、1個上の先輩が勝っているので追いつけるように」と目標を掲げた。昨季は賞金王の中島啓太をはじめ、同2位の蝉川泰果、メジャー覇者の平田憲聖ら岡田の1学年上にあたる“プラチナ世代”がツアーをけん引した。その背中に追いつき、そして追い越せるように。注目のプロ1年生がまもなくツアーに飛び込む。


<ゴルフ情報ALBA Net>

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