プレミア”頂上決戦”で遠藤航が存在感!マンC相手に「デュエルで負けなかった」「デ・ブライネを苛立たせた」と賛辞止まず

2024年3月11日(月)12時6分 ココカラネクスト

マンCの強力な攻撃陣に見事に対応した遠藤の評価は高まるばかりだ(C)Getty Images

 天王山の戦いでもこの男のプレーが高く評価されている。

 プレミアリーグ第28節、リバプール対マンチェスター・シティの試合が現地時間3月10日(日本時間11日)にアンフィールドで行われ、勝ち点差1で迎えた首位攻防戦は1-1のドロー決着となった。遠藤航はスタメンフル出場し、終始、効果的なプレーを披露しチームに活力を与えていた。

【動画】マンCとの大一番で際立ったパス! 遠藤航の決定機創出シーン

 試合は24分、マンチェスター・シティはコーナーキックを得ると、ケビン・デ・ブライネが意表を突く低いボールをニアに送り、これをジョン・ストーンズか押し込み先制。リバプールも後半開始早々にペナルティエリア内でダルウィン・ヌニェスが倒されPKを獲得。これをアレクシス・マクアリスターが決め、同点に追いつく。その後はリバプールが幾度となくチャンスを作るもゴールを割れず、1-1のままタイムアップを迎えた。

 この試合でもアンカーとして出場した遠藤は攻守で自らの役割を徹底した。パスのつなぎ役やボールの供給源として攻撃に加わり、ディフェンスでは何度も中盤で相手ボールへのチャージを試みていた。マンチェスター・シティの司令塔、デ・ブライネとのマッチアップでも激しく競り合う場面もみられた。

 ホームでの勝利を逃したものの、勝ち点1を加え首位を堅持したリバプール。試合内容でもマンチェスター・シティを押し込み、今後に向けても価値あるドローとなったこのゲームで、やはり遠藤のプレーが絶賛されている。

 英サッカーサイト『90MIN』では、試合後の個人採点において、トップタイの「8」と評価。「リバプールの控えめなスターは今回も見事だった。中盤でカウンターを仕掛け、デュエルに負けることはほとんどなかった」と振り返った。

 また、現地メディア『The Guardian』でも、チーム内2番目に高い「8」を与えており、「シティが首位に躍り出そうとしていた時、最高のプレーを見せた。何度もボールを挽回し、デ・ブライネを苛立たせた」と貢献度を称えている。

 さらに、『ONEFOOTBALL』では独特の表現で日本人MFの活躍に賛辞を送っている。

「ユルゲン・クロップ監督は、レッズの練習場での初対面の際、エンドウに『君が必要なんだ』と言った。今日の結果を見れば、この日本代表がファビーニョ(現アル・イテハド)の後を難なく継いだ理由がわかるだろう」

 負けられない首位決戦でも、最後までエネルギッシュに動き続けた遠藤。両チームにとって極めて重要な意味を持つゲームとなったこの日のピッチ上で、そのプレーは誰よりも輝きを放っていた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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