【中日】上林誠知が勝ち越しの決勝ソロ「打席での迷いがなく、やれている。最高の形になってよかった」
2025年3月12日（水）22時5分 スポーツ報知
８回、決勝ソロを放つ上林（カメラ・馬場 秀則）
◆オープン戦 中日３—２オリックス（１２日・バンテリンドーム）
途中出場した中日・上林誠知外野手が、オープン戦２号の勝ち越しソロを放ち、チームを勝利に導いた。
２—２と同点に追いつかれた直後の８回２死。３番手・阿部の１４４キロ直球を完璧に捉え、右翼席中段へたたき込んだ。右翼手が打球を早々に見送る確信の一発。「追いつかれた後だったので、長打を狙っていた。最高の形になってよかった」と、スタンドからの大歓声を背に、両腕を上げてガッツポーズで喜んだ。
７日から１軍に合流。１１日の同戦（バンテリンドーム）では２打数２安打と結果を残し、この日も限られた打席で一発回答した。「練習通り打てている。打席での迷いがなくやれている」と好調の要因を分析し、チャンスをものにした。
この一発で、チームは４試合ぶりの白星。井上監督は「（上林は）こういった場面でドカーンと打って、１００点のアピールだった。採点表もマックスに近い評価」と満足げにうなずいた。
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