開幕2戦目先発決定の佐々木朗希 投手コーチも評価「初回の攻撃が長かったのによく集中していた」

2025年3月12日(水)8時40分 スポーツニッポン

 ◇オープン戦 ドジャース—ガーディアンズ(2025年3月11日 グレンデール)

 ドジャースの佐々木朗希投手(23)が開幕2戦目となる19日のカブス戦(東京D)に先発することが決まった。デーブ・ロバーツ監督(52)が11日(日本時間12日)、「山本(由伸)は初戦、佐々木は2戦目に行く。これがオフィシャルだ」と明かした。

 佐々木はオープン戦2度目の登板となった同日のガーディアンズ戦で初先発。4回1安打無失点、2奪三振と好投し、直球の最速は97.4マイル(156.7キロ)を計測するなど万全の調整ぶりを示した。

 マーク・プライアー投手コーチは佐々木の投球について「きょうの朗希はボールをうまく投げていたと思うよ。相手打線は本当に積極的に、ガンガン打ちにいってたから、実際、深いカウントで投げることができなかったんだ。全体的にはかなり良かった」と評価した。球速は4日のレッズ戦の99.3マイル(約159.8キロ)よりも落ちたが、「今日も97マイルまで出していた。今日はちょっと大変な試合だった。最初のイニングは(攻撃時間が長くて)ほぼ30分ぐらい座って待ってる感じだから、リズムに乗りにくかったと思う。彼は立ち上がりに少しだけ、ゲームに入るのに時間がかかっていたと思う」と分析した。

 佐々木自身、この日は「前回と全く一緒ではない中で、少し違ったところでうまくいかなかった部分もあった」と明かしていた。プライアー投手コーチも「自分の良いスプリットを見つけるのに時間がかかったんじゃないかな。彼とは毎回イニングごとに話をして、調子を聞いていた。いくつかの違うことを試していた。いろいろな状況に慣れることや、キャッチャーとのコンビネーションを試していた」と解説。「今日は少し変な試合だった。相手が初球、2球目をスイングしてアウトになっていったから。彼は本当に深いカウントに持ち込んだ投球をすることを経験できなかった」と思惑通りにいかなかったことを強調しつつ、「ただ、彼はよく集中していたと思う。我々の初回の攻撃のイニングが長くなってしまったことを考えると、よくやっていたと思う」と改めて称えた。

スポーツニッポン

「先発」をもっと詳しく

「先発」のニュース

「先発」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ