ブライトン、34歳のMFララーナと2024年まで契約延長！…デ・ゼルビ監督「最高に喜ばしい」

　ブライトンは13日、元イングランド代表MFアダム・ララーナとの契約延長を発表した。新契約は2024年6月末までとなっている。

　現在34歳のララーナはサウサンプトンの下部組織出身で、2006年夏にトップチーム昇格を果たした。同クラブで頭角を表すと、2014年夏には国内屈指の強豪リヴァプールに完全移籍で加入。高度なテクニックや優れた状況判断を武器に6シーズンに渡って中盤の主力として活躍した。2020年夏にはフリーでブライトンに加入。在籍3年目の今シーズンはここまで公式戦18試合に出場し3ゴール1アシストをマークしている。

　また、2013年にデビューしたイングランド代表では34試合に出場し3ゴール5アシストをマーク。FIFAワールドカップブラジル2014やEURO2016にも出場した。

　ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督は、経験豊富なベテランMFとの契約延長に際し「アダムにとって最高に喜ばしいことだと感じている。彼と共に働き続けることは、私とクラブ双方にとって名誉なことだ」とコメント。また、ララーナ本人もクラブ公式サイトを通じて次のように語っている。
　
「契約延長を要請された時、2つの重要な要素について考えた。まず、自分がチームに貢献し、価値を与えられるのかどうかということだ。クラブがどれだけ僕の残留を望んでいるのかを知ることができたのは感動的だった。このクラブがいかに賢く、戦略的であるかということは理解している。僕がクラブにもたらすものに価値を置いてくれていることを知った。そして、それは非常に大きな意味を持つものだった」

「2つ目はクラブそのものについてだ。このクラブは上から下に至るまで、素晴らしい活動の道標となっている。僕もその一員でいたいと思っているんだ。オーナーは素晴らしい才能の持ち主で、首脳陣もチームとクラブのために常に最善の決断を下している」

「もちろん、デ・ゼルビ監督もそうだ。彼が私に示してくれた信頼を言葉で言い表すことはできない。彼は特別な存在だ。僕はこれまで、偉大な監督と仕事をする機会に恵まれてきたが、彼もそれに匹敵する人物だ。指導し、鼓舞し、チームと個人をより良いものにすることができる。彼は全てを兼ね備えているんだ。彼にもっと長くいて欲しいと言われた時、断ることはできなかったよ」