“二刀流復活”は9月に? 今春長打率.909の驚異数字を出した大谷翔平に執刀の米名医も愕然「かなり凄い」

2024年3月15日(金)16時0分 ココカラネクスト

ドジャースで復調ぶりをアピールしている大谷。(C)Getty Images

 心機一転して迎えるメジャー7年目のシーズンに向け、大谷翔平は快調に飛ばしている。

 昨年12月にドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円)の超巨額契約を締結し、文字通り世界中の熱視線を向けられている大谷。今春は昨シーズン終了とともに右肘へ執行した手術から実戦に復帰。リハビリのために「打者専任」となっているが、オープン戦では目に見える結果を出している。

【画像】突然公開された2ショット! 大谷翔平と愛妻の仲睦まじい姿をチェック

 8試合に出場して22打席に立っている大谷は、打率.500、2本塁打、9打点、長打率.909、OPS1.486と軒並みハイアベレージを記録。主だった数字では、MVPとなった23年のオープン戦(打率.455、0本塁打、長打率.636、OPS1.174)を上回る(これも十分に凄いが……)好結果を出した。

 右肘にメスを入れた影響を微塵も感じさせない復調ぶりには、米スポーツ界屈指の外科医も驚きを隠さない。大谷の手術を執刀したニール・エルアトラーチェ氏は、『AP通信』など複数メディアのインタビューで「心配していたのは、おそらく私だけだった」と回答。術後の回復状況について、持論を展開している。

「最初のトミー・ジョン手術から50年、私が手術方法を学んでから34年が経った。そして今、ある選手が2度目の手術を受け、以前のようなパフォーマンスを取り戻すことが期待され、見事に回復を遂げようとしている。彼は球史に残る最高の選手になるために給料をもらっているんだ。7億ドルのね。彼が戻って来られたのは、長期契約があり、保証があるからだ。この時点でこれほどの信頼をされているのは、驚くべきことだ」

 そして、数多の選手たちのキャリアを占う大手術を執刀してきたエルアトラーチェ氏は、「投手・大谷」の復帰時期にも言及している。

「もし、彼が我々の予定通りに投球再開のプログラムをこなし、順調に回復するならば、9月の最終週には実戦形式の試合に投げることになるだろう。50年前のトミー・ジョンの手術は1974年9月25日だった。ということは、オオタニは史上初のトミー・ジョン手術からほぼ50年後に投げることになる。これはかなり凄いことだと思う」

 手術直後には1年以上の期間を要し、完全復活は25年の半ばと見込まれていた大谷。その回復力には、名医も脱帽するほかないようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「二刀流」をもっと詳しく

「二刀流」のニュース

「二刀流」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ