乾が先発のエイバル、ビジャレアルに敗れリーグ10戦未勝利…武藤は招集外

2021年3月15日(月)4時24分 サッカーキング

エイバルとビジャレアルが対戦した [写真]=Getty Images

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 リーガ・エスパニョーラ第27節が14日に行われ、MF乾貴士とFW武藤嘉紀が所属するエイバルと、ビジャレアルが対戦した。乾は4戦ぶりの先発復帰を果たし、前半で交代。武藤は足首の違和感のため招集外となった。

 リーグ戦9試合未勝利で降格圏18位に沈んでいるエイバルが7位ビジャレアルをホームに迎えた。ヨーロッパリーグ(EL)で16強に残っているビジャレアルはリーグ戦では8試合未勝利で厳しい戦いが続いている。

 アウェイのビジャレアルが開始早々に試合を動かした。1分、自陣からのロングボールを右サイドで受けたジェラール・モレノがエリア内左にスルーパスを送ると、これを受けたモイ・ゴメスが左足でゴール左に決め、先制に成功した。モレノにオフサイドの疑いがあったが、得点が認められた。

 試合を優位に進めるビジャレアルは34分、追加点を挙げる。マヌエル・トリゲロスが乾からボールを奪い、速攻を仕掛ける。再び右サイドの高い位置でボールを受けたモレノがエリア内に侵入してグラウンダーのクロスを送ると、カルロス・バッカが右足で合わせ、2点差とした。

 1点を返したいエイバルは41分、右サイドからクロスを上げると、これがペルビス・エストゥピニャンのハンドを誘発し、PKを獲得する。しかし42分、キッカーを務めたエステバン・ブルゴスのシュートはGKにセーブされ、点差を縮めることはできなかった。

 2点ビハインドで後半へ折り返したエイバルは55分、相手エリア内後方でボールを受けたセルジ・エンリクがカットインから右足でシュートを放つと、ボールには勢いはなかったもののゴール左下に決め、1点差とした。

 ビジャレアルは80分、エティエンヌ・カプーが危険なスライディングタックルにより一発レッドカードで退場となる。1点リードではあるものの残り時間を10人で戦わざるを得なくなる。しかし、ビジャレアルは87分、追加点を奪う。自陣エリア付近でボールを奪い、カウンターを仕掛けると、スルーパスに抜けたアルフォンソ・ペドラサが左足でシュート。一度はGKにセーブされたが、こぼれ球を自ら押し込んで再び2点差とした。

 試合はこのまま終了。敗れたエイバルはリーグ戦10試合未勝利で19位。ビジャレアルはリーグ戦9試合ぶりの勝利を収め、7位を維持した。

 次節、エイバルは20日にアウェイでアスレティック・ビルバオと、ビジャレアルは21日にホームでカディスと対戦する。

【スコア】
エイバル 1−3 ビジャレアル

【得点者】
0−1 1分 モイ・ゴメス(ビジャレアル)
0−2 34分 カルロス・バッカ(ビジャレアル)
1−2 55分 セルジ・エンリク(エイバル)
1−3 87分(ビジャレアル)

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