ブランパンGT:白坂卓也、竹田直人が2019年もアメリカへ。PWC新シリーズでBMWをドライブ

2019年3月19日(火)16時49分 AUTOSPORT web

 2018年シーズン、PWCピレリ・ワールドチャレンジの頂点に位置するGT/スプリントXクラスに参戦した白坂卓也と竹田直人が、2019年も同シリーズから転じたブランパンGTワールドチャレンジ・アジアに参戦する。


 国内ではピレリ・スーパー耐久シリーズのST-TCRクラスにTeam DreamDriveから参戦している白坂と竹田は昨年、PWCの第9戦/第10戦が行われたユタラウンドに、BMWカスタマーチームのターナー・モータースポーツからスポット参戦した。


 チームもユタでは初めてBMW M6 GT3を走らせるという状況のなか、シリーズ初挑戦となったふたりは、第9戦でアマクラス3位/総合11位となると、続く第10戦ではクラス2位/総合10位でフィニッシュ。見事ダブルポディウムフィニッシュを果たしてみせた。


 そんな白坂と竹田は2019年シーズンも、ターナー・モータースポーツの下で新たなアメリカンGT3カテゴリーとしてPWCから生まれ変わったブランパンGTワールドチャレンジ・アメリカに出場する。なお、今季の参戦スケジュールは全11大会中4大会に増え、ふたりは第6大会モスポート・パーク、第9大会ワトキンズグレン、第10大会ロード・アメリカ、最終ラウンドのラスベガスで、イエローとブルーのカラーが鮮やかな96号車BMW M6 GT3のステアリングを握る予定だ。


「2014年にロングビーチグランプリを見に行きました。アメリカのレースに対する意識の高さにとても憧れ尊敬させられました。そんな観客だった私がグリッドに立てること感謝しています」と語った竹田。


「今年、ターナー・モータースポーツが我々を迎えてくれることを誇らしく思います。複数の参戦でどれほどの結果が出せるのか、今からとても楽しみにしています」


 また、白坂も竹田同様に2年目の挑戦に期待を寄せる。


「昨年、初参戦したアメリカンレースに再び挑戦できることを、今からとても楽しみにしています」


「ターナー・モータースポーツという素晴らしい体制のなかでレースを戦える環境を用意してくださったスポンサー各社、スタッフ、そして竹田選手に感謝して、さらなる成長のシーズンにしたいと思います。応援よろしくお願い致します」と意気込みを語った。


 初陣で表彰台を勝ち取ったふたりの再挑戦は5月17〜19日、シリーズ唯一のカナダラウンドとなるモスポート・パークでスタートする。

ターナー・モータースポーツのレーシングスーツ イメージ


■ブランパンGTワールドチャレンジ・アメリカ 参戦体制


チーム:ターナー・モータースポーツ
カーナンバー:96
マシン:BMW M6 GT3
クラス:GT3
ドライバー:白坂卓也/竹田直人
参戦スケジュール:
5月17〜19日/第6大会モスポートパーク(カナダ)
8月30日〜9月1日/第9大会ワトキンズグレン(アメリカ)
9月20〜22日/第10大会ロード・アメリカ(アメリカ)
10月18〜20日/第11大会ラスベガス(アメリカ)


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