転倒リタイヤのドゥカティ ロレンソ、「序盤からフロントブレーキに問題があった」

2018年3月20日(火)14時13分 AUTOSPORT web

 MotoGP開幕戦カタールGPでアンドレア・ドビジオーゾが優勝を飾ったドゥカティ・チーム。一方、もうひとりのドゥカティ・チームライダーであるホルヘ・ロレンソは転倒リタイヤを喫していた。そのロレンソの転倒には技術的なトラブルが原因にあったという。


 ロレンソは3列目9番手からスタートしたロレンソは10番手に後退。12ラップ目にはマーべリック・ビニャーレスとジャック・ミラーとともにポジション争いを繰り広げていたが、翌13ラップ目に技術的なトラブルにより4コーナーで転倒を喫し、リタイヤとなった。


 この“技術トラブル”についてロレンソは「フロント(ブレーキ)レバーの感覚を失っていた」とmotogp.comに向けて語っている。ロレンソはフロントブレーキに問題を抱えた状態でレースを続けていたという。


「僕は多くの問題を抱えていた。クラッシュしてしまったのはフロントブレーキの問題によるものだ。2ラップ目にはすでに、なにかが起こっていると感じていた。なんとかしようとしたけれど、状況は悪くなるばかりだったんだ」


「僕はオーバーヒートが原因だと思っていたんだけど、僕がイアンノーネとらえようとしていたとき、バイクを止めることができなかった。最悪の事態を避けるために、バイクから飛び降りたよ」


 このとき、motogp.comによると「ブレーキキャリパーが破損していた」のだとロレンソは述べているという。


「今、僕らは同じ過ちを繰り返さないように何が起きたのかを知る必要がある。いい週末を過ごせていたので残念だ。僕はきっと、トップ集団に接近できていたと思ってるよ」


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