【中日】3番抜てきの上林誠知の適時打で同点に追いつくも引き分け 井上監督「中軸候補の一人」
2025年3月22日(土)19時47分 スポーツ報知
中日・井上一樹監督
◆オープン戦 中日1—1楽天(22日・バンテリンドーム)
中日は、先取点を許した直後に同点に追いついたものの、2回以降は得点できずに引き分けた。
0—1の初回1死二塁。「3番・左翼」で先発起用された上林誠知外野手が、楽天・松井の134キロ変化球を右前に運んだ。先取点を許した直後に、すぐさま追いつく同点打。オープン戦では12球団トップタイの3本塁打を放ち、アピールを続ける上林に、井上監督も「それ(適時打)を望んでの打順。中軸候補の一人であることは間違いなので、こういう働きを期待している」と、うなずいた。
投げては、開幕ローテーション候補の先発・松葉貴大が5回4安打1失点と粘投。3回までに4四球と制球に苦戦したが、4回以降は修正。毎イニング、走者を背負いながらも、最少失点で試合をつくった。
以下は井上監督の主な一問一答。
—投手陣が粘った
「終わってみるとやきもきする。(投手陣がピンチを)しのいだところは評価しながらも、(打線は)塁に(走者を)出すことが、なかなか難しい、厳しい試合でした」
—松葉の投球
「ピンチを招きながらも、彼らしいピッチングができたのかなという評価はしてあげたい」
—4回以降は修正した
「開幕を迎えるにあたって、松葉もその(ローテの)一員という形での抜てき。修正部分は見つかったと思いますし、反省しながらベストコンディションに近づけるものをつくってほしいと思います」
—オープン戦も残り1試合
「試したい部分もそこそこやりながら。お客さんにタイムリーだったり、ホームラン、ナイスピッチングっていうようなものをお見せしたい気持ちは山々。みなさんにいいところを見せなさいよっていうところで(選手を)鼓舞したいと思います」