ルーニー氏とヴィエラ氏が新たに殿堂入り! プレミアリーグが発表

2022年3月24日(木)13時24分 サッカーキング

(左)ルーニー氏と(右)ヴィエラ氏がプレミアリーグ殿堂入り [写真]=Getty Images

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 プレミアリーグは23日、元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏と元フランス代表MFパトリック・ヴィエラ氏の殿堂入りをリーグ公式サイトで発表した。

 プレミアリーグの殿堂表彰『Hall of Fame(ホール・オブ・フェイム)』は、すでに引退した選手のなかで、同リーグにおいて突出した記録を残した選手や、リーグに多大な貢献を果たした選手を称えるもの。

 昨年4月に初代殿堂入りとして元イングランド代表FWアラン・シアラー氏と元フランス代表FWティエリ・アンリ氏が選出された。その後、元フランス代表FWエリック・カントナ氏、元アイルランド代表MFロイ・キーン氏、元イングランド代表MFフランク・ランパード氏、元オランダ代表FWデニス・ベルカンプ氏、元イングランド代表MFスティーヴン・ジェラード氏、同MFデイヴィッド・ベッカム氏が殿堂入りを果たしており、ルーニー氏とヴィエラ氏が加えられたことで計10人となった。

 現在36歳のルーニー氏はエヴァートンの下部組織出身で、2002年8月に16歳と8カ月24日でトップチームデビューを果たした。2004年夏に完全移籍で加入したマンチェスター・Uでは、同い年のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現ユヴェントス)らとともにクラブの黄金時代を築き、5度のプレミアリーグ制覇や2007−08シーズンのチャンピオンズリーグ優勝などに貢献。“赤い悪魔”では公式戦通算559試合に出場し、クラブ歴代最多の253得点を記録。プレミアリーグでは491試合に出場し、歴代2位となる208ゴールに加え、103アシストを記録している。

 2017年夏に古巣エヴァートンへと復帰後は、MLS(メジャーリーグ・サッカー)のDCユナイテッドを経て、2020年1月から選手兼コーチとしてダービーでプレー。同年11月からは、フィリップ・コクー前監督の解任を受けて暫定的にトップチームの指揮を開始し、2021年1月から正式な監督に就任している。

 現在45歳のヴィエラ氏は現役時代、ミランやアーセナル、ユヴェントス、インテル、マンチェスター・Cなどに在籍した。1996年から2005年にかけて在籍したアーセナルではプレミアリーグで307試合に出場し、31ゴール34アシストを記録。プレミアリーグを3度制し、2003−04シーズンには同クラブでプレミアリーグ無敗優勝も果たした。

 2011年夏にマンチェスター・Cで現役引退後は指導者に転身。同クラブの下部組織にてマネージャーやリザーブチームの監督を務めた後、2016年にニューヨーク・シティを指揮後、2018年夏から2020年12月までは母国ニースを率いた。そして、2021年7月からクリスタル・パレスの指揮官に就任している。

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