「希望は失われていない」ルイス・ディアスの父親は、息子がマドリードのクラブでプレーする可能性を排除せず

2024年3月27日(水)23時12分 サッカーキング

リヴァプール所属コロンビア代表FWルイス・ディアス[写真]=Getty Images

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 コロンビア代表FWルイス・ディアスの父親のマネ・ディアス氏が26日、スペインメディア『カデナ・セール』のインタビューで「(息子ルイス・ディアスの)マドリード行きの希望は失われていない」と語った。

 ルイス・ディアスの父マネ氏は、昨年10月末にコロンビアの反政府極左武装組織である民族解放軍(ELN)に誘拐され、12間拘束されたのち9日に解放されたことは世界で話題になっていた。

 そんなマネ氏は、26日にアトレティコ・マドリードの本拠地「シビタス・メトロポリターノ」で行われたコロンビア代表とルーマニア代表の親善試合(3−2でコロンビアが勝利)を観戦するためにマドリード入り。そこで、『カデナ・セール』のインタビューを受けた。

 マネ氏は、息子のルイス・ディアスがリヴァプールで重要な役割を果たしていることに言及されると「神と、そしてユルゲン・クロップ監督がルイスに与えてくれた信頼に感謝している。悪くないよね。リヴァプールは前線の選手の多くが負傷しているなか、息子はクラブがプレミアリーグの優勝争いに絡むよう貢献できている」と語り、クロップ監督のもと息子のルイス・ディアスがリヴァプールで活躍していることに満足感を示した。

 また、マネ氏は息子のルイス・ディアスがポルト退団後、レアル・マドリードとアトレティコ・マドリードに移籍する可能性があったことを指摘されると、「マドリードのクラブが息子をポジティブに見ていたとは知らなかったよ。何か噂話のようなことは聞いたことがあったけど、実際にどうなるかはわからなかった。一方、リヴァプールは全ての話がより具体的だったし、息子のルイスがリヴァプールに導かれるようによく手配されていたんだ」と答え、ポルト退団後にマドリードのクラブに行くことは検討されていなかったと明かした。

 しかし一方で、マネ氏は「ラダメル・ファルカオはアトレティコ・マドリードでプレーしたし、ハメス・ロドリゲスもレアル・マドリードでプレーした。結局息子はマドリードのクラブに行くことは無かったけれど、まだ希望は失われていない」と語り、過去にマドリードのクラブでプレーしたコロンビアの同胞に続き、息子のルイス・ディアスが将来マドリードのクラブに移籍する可能性を排除しなかった。

 なお、マネ氏は昨年11月に母国コロンビアのメディアの取材に対し「今のところ、息子は私にバルセロナについて何も話していないが、彼がバルセロナのファンであることは事実で、バルセロナに行くことが彼の夢だろう」と語ったこともある。

サッカーキング

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