ディマルコがLIVに買われたい?「シニアツアーの賞金は低すぎる」

2024年3月28日(木)15時0分 ALBA Net

クリス・ディマルコがポッドキャストでシニアツアーの賞金の低さについてコメントした(撮影:GettyImages)

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シニアのPGAツアー・チャンピオンズで戦うクリス・ディマルコ(米国・55歳)がポッドキャスト「ゴルフズ・サブパー」に出演、シニアツアーの賞金が低すぎて「冗談としか思えない」と怒りを爆発させた。


前週、カリフォルニア州ニューポートビーチで開催された「ホーグクラシック」の賞金総額は200万ドル(約3億円)で、優勝したパドレイグ・ハリントン(アイルランド)が獲得したのは30万ドル(約4500万円)だった。ちなみに、同大会は3日間大会で予選落ちはない。

一方2週前のPGAツアーのフラッグシップ大会、「ザ・プレーヤーズ選手権」の賞金総額は2500万ドル(約37億5千万円)。勝利したスコッティ・シェフラー(米国)は450万ドル(約6億7500万円)を獲得。「ほんとうに信じられない。われわれの賞金総額を先週は7人も獲得しているんだ」と怒った。実際は2位タイのブライアン・ハーマン、ザンダー・シャウフェレ、ウィンダム・クラーク(いずれも米国)の3人が獲得したのは189万ドル(約2億8500万円)。シニアの総額には届いていないが、5人が100万ドル(約1億5千万円)以上を手にしている。

現在55歳のディマルコは1990年にプロ転向。1994年からPGAツアーで戦い、ツアー3勝。生涯獲得賞金は2265万6443ドル(94位・約34億2900万円)となっている。PGAツアーを戦った時期はタイガー・ウッズ(米国)の出現とともに賞金が右肩上がりだった時代で、「とても幸運だった」としている。

昨今は超高額賞金のLIVゴルフに対抗するため、PGAツアーの賞金も高騰。「我々はとても恵まれた賞金でプレーしてきた。しかし今の選手が戦っている桁違いの賞金とは違う」と言う。生涯獲得賞金ランキングで「毎週誰かに抜かれていく」というのが現実。さらに、ディマルコが現在PGAツアーでプレーをしていてLIVゴルフから高額マネーの提示があれば「じゃあまたな、と言って(LIVゴルフへ)行く。LIVゴルフでシニアツアーがあれば・・・」と望んだ。


<ゴルフ情報ALBA Net>

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