マウント、同僚のジョルジーニョに同情「顔を上げてと連絡した」

2022年3月28日(月)12時34分 サッカーキング

チェルシーに所属する(左)マウントと(右ジョルジーニョ [写真]=Getty Images

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 チェルシーに所属するイングランド代表MFメイソン・マウントが、同クラブのチームメイトであるイタリア代表MFジョルジーニョに言及した。27日、イギリスメディア『フットボール・ロンドン』が伝えている。

 イタリア代表はワールドカップカタール2022欧州予選・グループCを4勝4分の2位となり、プレーオフに回ると24日に行われた準決勝で北マケドニア代表に0−1で敗れ、2大会連続でW杯出場を逃すことになった。

 グループCでスイス代表と首位の座を争った2試合ではジョルジーニョが2つのPKを外してしまい、これが結果的に首位通過を逃した原因にもなり、W杯出場を逃したことで改めて同選手には批判の声も上がっている。

 敗退が決定した後にジョルジーニョはイタリアメディア『Rai Sport』で「このことを考えると痛い。なぜなら、今でも僕はそのことについて考えているし、今後残りの人生で悩ませるものになるからだ。人々は僕たちに頭を上げて進んでいく必要があるというが、それは難しいことだ」と落胆を口にしていた。

 そんな中、チェルシーのチームメイトであるマウントがイギリス紙『テレグラフ』で同僚のジョルジーニョに言及。「ジョルジ(ジョルジーニョ)はグループの中で冗談を言ってくる人であることは常に言ってきたが、僕らが対戦するような大きな試合では僕たちの間には尊敬の念しかない。尊敬が全てだ」と擁護した。

「(EURO2020決勝でのイングランドとイタリア)両チームが決勝に進むまでにどれだけのことを成し遂げなければならなかったかを考えると、それはとんでもない仕事量だった。だから、彼に冗談を言ったり、イタリアで何が起こったかについて固執したりすることはない」

 さらに、マウントは「過去3年間一緒にプレーしてきた選手が、このようなことを経験しているのを見るのは辛い。実は彼には『顔を上げて。素晴らしいシーズンを過ごしてきたんだ。今シーズンもこれからより多くのものを勝ち取れるように一緒に目指そう』といったちょっとした連絡をしたよ」とジョルジーニョに励ましのメッセージを送っていたことも明かした。

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