自転車事故で負傷のバーニコートの代役はマッソン。レクサスチームからWECに追加参戦へ

2025年4月4日(金)12時24分 AUTOSPORT web


 アコーディスASPチームは、4月18〜20日にイモラ・サーキットで開催されるWEC世界耐久選手権の今季第2戦で、負傷したベン・バーニコートの代役としてエステバン・マッソンを起用することを明らかにした。


 バーニコートはマウンテンバイクの事故による怪我の影響で、先月のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第2戦『モービル1・セブリング12時間レース』を欠場。来週末に行われる第3戦『アキュラ・グランプリ・オブ・ロングビーチ』でも、バッサー・サリバン・レーシングの2台体制のラインアップから外れている。



 セブリング12時間は、ホセ-マリア・ロペスがバーニコートの代役に抜擢されたが、WECの2025年シーズン第2戦となるイモラではマッソンがイギリス人ドライバーの代役を務め、アーノルド・ロバンとフィン・ゲルシッツとともに78号車レクサスRC F GT3をドライブする予定だ。


 マッソンは昨年ASPのLMGT3チームの一員としてフルシーズンを戦い、その後2025年シーズンに向けてゴールドステータスに昇格した。


 このフランス人ドライバーは当初、ラグナ・セカとカナディアンタイヤ・モータースポーツ・パークで行われるIMSAのラウンドとWECレースがバッティングする際、ASPチームでバーニコートの代わりを務める予定だったが、急きょ追加参戦することとなった。


 弱冠20歳のドライバーは今季、VDSパニス・レーシングからELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズにも出場予定だ。彼自身も最近負傷から復帰したばかりで、昨年末に鈴鹿で行われたスーパーフォーミュラ・ライツのテストでクラッシュして以来、KCMGとともに参加したニュルブルクリンク耐久シリーズ第1戦(NLS1)が復帰初戦となっている。



2024年11月のWECルーキーテストでトヨタGR010ハイブリッドをドライブしたエステバン・マッソン



AUTOSPORT web

「コート」をもっと詳しく

「コート」のニュース

「コート」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ