日本チームから計5台出場へ。セパンでのGTWCアジア開幕ラウンドに33台がエントリー
2025年4月8日(火)21時2分 AUTOSPORT web

4月8日、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで今週末開催される、2025年GTワールドチャレンジ・アジア第1戦&第2戦の暫定エントリーリストが発表された。
今季の開幕ラウンドとなるダブルヘッダーの参加リストには、先月公開されたフルシーズンエントリーと同数の33台が掲載されている。ただし、3ラウンド限定のプログラムを予定しているポルシェセンター岡崎の18号車は欠場に。
このポルシェ911 GT3 Rの不在はアブソリュート・コルセが追加エントリーしたフェラーリ296 GT3によって補完されている。ジャン・バティスト・シメナウアーとアンダーソン・タノトがドライブする98号車フェラーリは、同チームのフルシーズン参戦車両である19号車・29号車ランボルギーニ・ウラカンGT3エボ2に加わることとなる。
セパンでは計16台がプロ・アマクラスでレースを行い、残りのフィールドはシルバー・アマが8台、アマ5台、シルバーカップの4台で構成されている。
登場するGT3メーカーは8社。その中にはジョホール・モータースポーツ・レーシングが走らせる2台のコルベットZ06 GT3.R、すなわち新参者のシボレーも含まれる。同陣営のドライバーラインアップにはジョーダン・ラブとアレクサンダー・シムズが加わった。
一方、エントリーリストはまだ未完であり、ファントム・グローバル・レーシングの13号車ポルシェ911 GT3 Rと、アブソリュート・コルセ19号車ランボルギーニの1名ずつ、都合ふたり分のTBA(後日発表)が残されている。
日本チームは、セパンでは1台体制となるポルシェセンター岡崎(25号車ポルシェ911 GT3 R)をはじめ、PLUS with BMW M Team Studie(5号車BMW M4 GT3エボ)、GTO Racing Team(10号車ポルシェ911 GT3 R)、LMcorsa(60号車フェラーリ296 GT3)、TEAM 5ZIGEN(500号車ニッサンGT-RニスモGT3)の計5チームが出場予定だ。
参戦クラスはPLUS with BMW M Team Studie(山口智英/荒聖治組)とGTO Racing Team(ブライアン・リー/ニコ・メンツェル組)がプロ・アマ、ポルシェセンター岡崎(内山清士/上村優太組)とTEAM 5ZIGEN(MOTOKI/金丸ユウ組)がシルバー・アマ、LMcosa(中西慧/脇阪薫一組)はアマクラスとなっている。
2025年シーズンのオープニングラウンドは4月10日木曜のペイド・プラクティスに始まり、翌11日金曜に公式練習とプレ予選が実施される。予選は土曜日の朝。その後14時15分(日本時間15時15分)から開幕戦が行われ、13日日曜の11時15分(日本時間12時15分)に今季第2戦のスタートが切られる。レース時間はいずれも60分だ。