スーパーフォーミュラ・ライツ開幕。今季デビューの川合孝汰と太田格之進がポールポジション獲得

2022年4月9日(土)9時44分 AUTOSPORT web

 4月9日、静岡県の富士スピードウェイで全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第1戦/第2戦の公式予選が行われ、今季スーパーフォーミュラ・ライツにデビューする川合孝汰(Rn-sports 320)が第1戦のポールポジションを獲得。第2戦は太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)がポールポジションとなった。


 国内外のトップカテゴリーを目指すドライバーたちのカテゴリーとして、全日本F3選手権時代から長い伝統を誇る全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権の2022年シーズンがいよいよ富士スピードウェイで開幕した。今季は13台がエントリーしたが、4月7〜8日に行われた4回の専有走行では、気温や風など変わりやすいコンディションに翻弄されながらも、上位陣は非常に僅差。予選で誰が今季最初のポールポジションを獲得するのかが注目となっていた。


 迎えた4月9日は、8時50分から公式予選がスタートした。快晴ながら風があるコンディションとなったが、アウトラップから5〜6周目に続々とタイムが上がっていった。まず6周目に、最初に1分33秒秒台に入れる1分33秒858をマークしたのは、この大会で好結果を残し今後に繋げたい川合。これに木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)、野中誠太(PONOS Racing TOM’S 320)が続いた。


 しかし直後にうまくスリップストリームを使いながら1分33秒706をマークしたのは、2回の公式合同テストで好調だった太田。1分33秒706をマークし、さらに木村も1分33秒987へタイムアップ。各車とも7周で一度目のアタックを終え、一度ピットインを行った。


 セッションが残り10分を切ると、各車ともニュータイヤで続々とコースイン。再度アタックラップに入っていく。ここでまずはTOM’S勢が続々と1分33秒台へ。野中、平良響(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320)、さらに小高一斗(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320)も33秒台へ突入した。


 しかしそれをさらに上回ってきたのは川合。1分33秒248をマークしてトップに躍り出る。さらに太田も1分33秒381で2番手につけていくが、最後まで川合のタイムは更新されず、川合がスーパーフォーミュラ・ライツデビュー戦で嬉しい第1戦のポールポジションを獲得した。2番手には小高、3番手には太田がつけた。


 一方、セカンドベストタイムで争われる第2戦は、太田がポールポジションを獲得。小高が2番手、川合が3番手という結果となった。第1戦の決勝レースは12時30分にスタートする。


全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第1戦公式予選結果 ※編集部集計


































































































































Pos.No.DriverCarEngineTimeLaps
110川合孝汰Rn-sports 320スピースA411’33.24812/15
237小高一斗Kuo モビリティ中京 TOM’S 320トムスTAZ311’33.36513/14
32太田格之進HFDP WITH TODA RACINGスピースA411’33.37813/13
435野中誠太PONOS Racing TOM’S 320トムスTAZ311’33.38211/14
538平良響Kuo モビリティ中京 TOM’S 320トムスTAZ311’33.40114/14
61木村偉織HFDP WITH B-MAX RACINGスピースA411’33.49211/14
736古谷悠河Deloitte. HTP TOM’S 320トムスTAZ311’33.74212/14
850菅波冬悟Byoubugaura B-MAX Racing 320スピースA411’33.83413/13
963平木玲次HELM MOTORSPORTS 320東名TB14F3 20201’34.05312/13
1062平木湧也HELM MOTORSPORTS 320東名TB14F3 20201’34.37011/13
114今田信宏(M)JMS RACING with B-MAXスピースA411’35.57614/14
1230DRAGON(M)TEAM DRAGON B-MAX 320スピースA411’35.70514/14
1311植田正幸(M)Rn-sports 320スピースA411’36.1929/9


天候:晴れ 路面:ドライ


全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第2戦公式予選結果 ※編集部集計


































































































































Pos.No.DriverCarEngineTimeLaps
12太田格之進HFDP WITH TODA RACINGスピースA411’33.38111/13
237小高一斗Kuo モビリティ中京 TOM’S 320トムスTAZ311’33.38514/14
310川合孝汰Rn-sports 320スピースA411’33.46014/15
435野中誠太PONOS Racing TOM’S 320トムスTAZ311’33.49312/14
538平良響Kuo モビリティ中京 TOM’S 320トムスTAZ311’33.50912/14
61木村偉織HFDP WITH B-MAX RACINGスピースA411’33.52913/14
736古谷悠河Deloitte. HTP TOM’S 320トムスTAZ311’33.76711/14
850菅波冬悟Byoubugaura B-MAX Racing 320スピースA411’33.99012/13
963平木玲次HELM MOTORSPORTS 320東名TB14F3 20201’34.13711/13
1062平木湧也HELM MOTORSPORTS 320東名TB14F3 20201’34.42110/13
1130DRAGON(M)TEAM DRAGON B-MAX 320スピースA411’35.7307/14
124今田信宏(M)JMS RACING with B-MAXスピースA411’35.8267/14
1311植田正幸(M)Rn-sports 320スピースA411’36.2217/9


太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)
小高一斗(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320)

AUTOSPORT web

「ポールポジション」をもっと詳しく

「ポールポジション」のニュース

「ポールポジション」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ