「ポール・リカールでの開幕は夢」ガスリー、F1フランスGPでシーズンを始められるよう願う

2020年4月10日(金)14時50分 AUTOSPORT web

 アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1の2020年シーズンがフランスで開幕することを夢見ている。だが、6月末という時期にグランプリを開催するフランスの能力には、不確定要素が残っている。


 第9戦として予定されていたカナダGPが中止となり、2020年シーズンの開幕戦はポール・リカールで行われる可能性がある。F1フランスGPのマネージングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、フランスにおける新型コロナウイルスのパンデミック沈静化の兆候がなく、また国内で1000人以上の集会が禁止されてるにもかかわらず、依然としてレース運営組織とともにを準備を押し進めている。


 現在ドバイに滞在しているガスリーは、来る6月にはポール・リカールでのレース開催に危険がなくなることを願っている。


「個人的にはできるだけ早く始められることを願っている」とガスリーはフランスのウェブサイト『Turbo.fr』に語った。


「フランスのファンの前でシーズンを始めるのは素晴らしいことになる。それが実現するよう祈り続けているよ」


「とはいえ、状況の変化が早いので先走りたくはない。でもポール・リカールで開幕するのは夢だね」


 これまでのところ、F1は2020年シーズンの最初の9戦を中止もしくは延期としてきた。仲間のドライバーと同じように、ガスリーは今年モナコGPがないことを寂しく思うだろう。


「僕のお気に入りのコースのひとつなんだ。特に予選ではね。あそこに行かないというのは残念だ。何かが欠けるだろうけれど、チャンピオンシップはひとつのレースを基準にしているわけじゃない」


 関係者の間でほぼ一致している意見によると、2020年シーズンが短縮されるとルイス・ハミルトン(メルセデス)にとって不利になることが証明されるかもしれないという。ガスリーはそうした一般的な意見に同意するだろうか。


「彼に聞いてみるといいかもね」とガスリーは冗談めかして語った。


「ルイスには7度目のタイトルを獲得するのに十分な才能があると思う」


「彼はF1史上最も才能のあるドライバーか、もしくはそのうちのひとりだ。彼については心配していないよ。彼の考えを聞いてみるべきだろうけどね」


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