大谷翔平の気になる数字…ド軍4人衆が“真の最恐打線”になるためのポイントとは

2024年4月10日(水)18時54分 ココカラネクスト

ドジャース上位打線の一角を担う大谷。状態は向上しているが、得点圏打率の低さは目立っている(C)Getty Images

 大谷翔平が所属するドジャースは14試合を戦い、10勝4敗の成績でナ・リーグ西地区の首位に立っている。チーム打率は.278を誇り、1番のムーキー・ベッツ、2番の大谷翔平、3番のフレディ・フリーマンのMVPトリオに、4番のウィル・スミスを加えた上位4人が並ぶ打線は相手チームにとって脅威だ。

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 ドジャース上位4人の打線の恐ろしさを表す数字がある。MLB公式のサラ・ラングス記者がX上で4人の14試合での平均打率を紹介している。それによれば、打率.355、出塁率.438 、OPSは1.043となっている。同記者によると、少なくとも1906年以降で、チームのOPSは3番目に高い数字だという。

 大谷は現地時間4月9日(日本時間10日)、ターゲット・フィールドでのツインズ戦に「2番・DH」で出場し、3回の第2打席で二死から一塁手の横を抜ける痛烈な二塁打を放って出塁した。これで今季の二塁打は両リーグを通じてトップの8本となり、大谷個人の出塁率は.369となっている。
 
 大谷の個人の成績を見ると、打率は.333、3本塁打、8打点、安打数は両リーグでトップタイの20安打を記録している。新天地でも本来の調子を取り戻してきた大谷だが、ひとつだけ気になる数字がある。それが得点圏打率「.077」という数字だ。

 大谷はこの日の試合でも8回二死満塁のチャンスが巡ってきたが、ツインズのブロック・スチュワートの前に平凡な二ゴロに打ち取られている。現状ではチャンスメイクをする役割が目立っているが、ドジャースの強力上位打線の一角を担うだけに、今後は好機での打撃にも期待が注がれるだろう。

 ドジャースの上位打線を”真の最恐打線”にするためには、大谷のチャンスでの打席がポイントのひとつになってくる。果たして、稀代のスラッガーはこの点を改善できるのか。次戦以降の打席に注目が集まる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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