宣伝効果抜群!?熱心なJクラブのサポーター芸能人まとめ

2025年4月14日(月)17時0分 FOOTBALL TRIBE

谷原章介(左)小嶋陽菜(中)常田真太郎(右)写真:Getty Images

J1の清水エスパルスは、4月11日、落語家の春風亭昇太氏を、同クラブの「チーフ・エンターテインメント・オフィサー(CEO)」としてアンバサダーに任命することを発表した。


『笑点』(日本テレビ系)の司会を務め、落語芸術協会会長も務める昇太氏は、静岡県清水市(現静岡市清水区)出身で、高校サッカーの名門である東海大一高(現東海大翔洋高)出身だ。スケジュール次第ではすぐにでも応援に行けるよう、常に清水のユニフォームやマフラーを持ち歩いているという。


そのチーム愛は清水がJ2を戦っている時でも変わらず、昨2023シーズン12月2日のJ1昇格プレーオフ決勝・東京ヴェルディ戦(国立競技場/1-1)当日は、高座を休んで応援に駆け付けたという。J1復帰を果たした今2025シーズンも束の間の休日を利用して、3月16日のガンバ大阪戦(パナソニックスタジアム吹田/0-1)の応援に訪れている。


ブログを通じ“エスパルス愛”を伝え続けている昇太氏は、清水の公式サイトで「基本的にエスパルスさんからの依頼は“何でもやる”を信条にしているので快諾しましたが、まだ何をすればいいのかは分かってはいません。でも頑張ります!」とコメントした。


完全プライベートで応援を続け、その長年の功績がクラブ側に認められたことで今回の任命に至った昇太氏。仕事の延長線上として応援する“ビジネスサポーター”とは違い、仕事に直接繋がらなくとも、贔屓のクラブを純粋に応援し続けている芸能人も多い。


ここではそんな芸能人を挙げつつ、彼ら彼女らのクラブ愛を紹介したい。


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小嶋陽菜 写真:Getty Images

小嶋陽菜(元AKB48)/浦和レッズ


元AKB48の「こじはる」こと小嶋陽菜氏は、埼玉県浦和市(現さいたま市浦和区)出身。親が浦和レッズの年間シートホルダーだったこともあり、大原練習場にも足を運ぶほどの熱心なサポーターだ。


その浦和愛とサッカーへの情熱は、2013年にさいたま市観光宣伝部長に就任した際にも反映されており、浦和の応援が彼女のアイデンティティーの一部であることが伺える。


アイドルという職業柄、大っぴらに浦和サポをアピールすることはなかったが、AKB卒業後は自身のファッションブランド「Her lip to」を立ち上げて成功を収めたこじはる。浦和がタイトルを獲得する度に喜びのコメントをSNSで発信するなど、そのクラブ愛は不変のようだ。




桐谷美玲 写真:Getty Images

桐谷美玲(俳優・モデル)/ジェフユナイテッド市原・千葉


2005年に「千葉ナンバーワン美少女」として高校1年生の時にスカウトされ、いきなり映画デビューを飾り、集英社の『Seventeen』専属モデルとしても活躍した桐谷美玲氏。仕事と並行しながらフェリス女学院大学に進学し、7年かけて卒業した才媛でもある。


そんな彼女はジェフユナイテッド市原・千葉のファンである家庭に育ったことでサポーターとなった。人気芸能人でありながら一般のファンとは接触しないで済む特別シートではなく、友人と共にゴール裏でチャントを歌い、飛び跳ねながら応援する“ガチサポ”なのだ。


2010シーズン以降、J2で15年目のシーズンを過ごしている千葉だが、桐谷氏のジェフ愛は不変のようで、ユニフォームを着込み、フクダ電子アリーナで応援する様子をブログにアップするほどの筋金入りだ。


2018年に俳優の三浦翔平氏と結婚し、2020年には男児を出産したが、子育てがひと段落したことで日本テレビ系のニュース番組『news every』のキャスターやCM出演で芸能活動を再開させた桐谷氏。ゴール裏に再び姿を現す日は来るのか。愛息に対しジェフサポとなるべく“教育”しているのかも気になるところだ。


谷原章介 写真:Getty Images

谷原章介(俳優・司会者)/町田ゼルビア


数多くの映画やテレビドラマ、CMに出演している上、過去には集英社『MEN’S NON-NO』の専属モデルを務め、朝日新聞ではコラムの連載を持ち、フジテレビの情報番組『めざまし8』のキャスターを務めるなど多才な面を持つ谷原章介氏は、横浜市育ちながら生まれが町田市だった縁で、地域リーグ時代からの町田ゼルビアのサポーターだ。


町田は1989年に創設(当時の名称は「FC町田トップ」)され、1991年の東京都4部リーグ参入から33年掛かりで、2024年、J1に上り詰めた。現時点で最下位カテゴリー(都道府県リーグ4部)から最上位カテゴリー(J1)まで経験した唯一のクラブでもある(松本山雅の前身「山雅クラブ」の場合、1975年発足の北信越リーグからの参戦だったため、長野県リーグを経験していない)。


株式会社サイバーエージェントがクラブの経営権を取得したのは2018年のことだが、谷原氏はそのずっと前から応援を続け、一度J2からJFLに降格した苦渋も味わっている(2013シーズン)。現在の町田の姿を見て最も隔世の感を抱いているサポーターの1人だろう。


2019年から2020年までAbemaTVで配信された、サッカークラブ育成ゲーム『プロサッカークラブをつくろう!(通称「サカつく」)』をもじったリアリティーショー『FC町田ゼルビアをつくろう〜ゼルつく〜』のメインMCを務め、J2優勝を果たした2023年にはパレードのサプライズゲストとしても登場した。




常田真太郎 写真:Getty Images

常田真太郎(スキマスイッチ)/川崎フロンターレ


音楽ユニット「スキマスイッチ」でピアノ、コーラス、オルガン、トータルサウンドトリートメントを担当する常田真太郎氏。サッカー漬けの中学生時代を送ったが、名古屋出身とあって一見、川崎フロンターレとは何の縁もないようにも見える。


そんな両者を引き合わせたのが川崎のバンディエラ、元日本代表MF中村憲剛(現川崎Fリレーションズ オーガナイザー)との出会いだ。対談企画をきっかけにプライベートでも交友関係が生まれ、同じく音楽ユニット「SHISHAMO」とも組んで中村の引退記念曲「天才の種」を制作し、花道を彩った。


2020年の中村引退後もクラブとの縁は引き継がれ、川崎のサポーター団体「川崎華族」に応援歌を提供している常田氏。同曲は東急東横線・武蔵小杉駅の発車メロディーにも採用されている。クラブ愛が強いが故に住まいを川崎に移したほどだ。

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