「マキロイキャディーの信じられないほどの収益」過去最高の賞金額も話題、マスターズ優勝キャディーの報奨金「かなりの金額を意味する」=英報道

2025年4月15日(火)12時44分 ココカラネクスト

マキロイは11度目のマスターズ挑戦で栄冠を手にした(C)Getty Images

 米男子プロゴルフツアーマスターズは13日(日本時間14日)に最終日が行われ、2位に2打差をつけてトップからスタートしたローリー・マキロイ(英国)が、通算11アンダーで並んだジャスティン・ローズ(英国)とのプレーオフを1ホール目で制し、タイガー・ウッズに続く史上6人目のグランドスラムを達成した。

【動画】涙が止まらない!マキロイがウィニングパットを決めた瞬間

 涙が止まらなかった。ピン奥1メートルにつけたバーディーパットを決めきると、感情が爆発した。パターを放り投げ、18番グリーンにうずくまり、肩を震わせた。多くのパトロンがその光景を見守った。

 念願のグリーンジャケットだった。マキロイにとってマスターズは11度目の挑戦で栄冠を手にした。11年には2位と4打差の首位で最終日を迎えたが「80」と大崩れした悲劇も知られている。

 35歳にしてメジャー4大大会の制覇を達成したマキロイに寄り添った人物にもまた、脚光が集まっている。

 英メディア『Daily Mail』では「ローリー・マキロイのキャディーの信じられないほどの収益」と題した記事を配信。

 同記事ではマキロイがマスターズを制したシーンとともにキャディーとして支えたハリー・ダイアモンド氏にスポットを当てている。

 同氏はマキロイの幼馴染であり、長く彼を見守ってきたとしながらキャディーフィーについても言及。マスターズの賞金総額は昨年から100万ドル増額され、大会史上最高の2100万ドル(約30億円)、優勝賞金は320万ポンド(420万ドル=約6億円)とされる。

 記事の中では「キャディーは通常、優勝賞金の10%を持ち帰る」として、「彼のキャディーにとってかなりの金額を意味する」と、日本円にして約6000万円超の報酬を受け取ったのではないかとした。

 また同記事の中では、一般的なキャディーフィーの相場についてもPGAツアーのベテランキャディーのコメントを載せている。

 ブレナン・リトル氏によると「キャディーは通常週に約2000ドル」の報酬を得ているとしながら、マキロイのように10年以上にわたってトッププレイヤーの位置を維持している選手に寄り添うとなれば「それ以上の収入を得る可能性が高い」としている。

 長く付き添っているダイアモンド氏に関して「ハリーとは7歳の頃から知っている」「彼は私の人生にとってずっと兄貴のような存在でした」というマキロイのコメントも載せている。最後には「彼は私の仕事の大部分を占めており、彼以上にそれを分かち合うのにふさわしい人は考えられませんでした」と大事な存在として高く評価しているとした。

 ちなみにマキロイはマスターズ以外にも今季はここまで3月の「ザ・プレイヤーズ選手権」でも優勝しており、450万ドル(約6億4350万円)を獲得。開幕からここまで日本円で約19億円にものぼる賞金を荒稼ぎしていると報じられている。キャディーフィーの相場の「10%」が該当するとなれば、長く寄り添ったダイアモンド氏にとっても実りの多いここまでの戦いとなっているようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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