「最も興味深いのはミナミノ」 リヴァプール地元紙、南野拓実の“再戦力化”を予想…興味深いスタッツも?
2021年4月16日(金)14時53分 サッカーキング
リヴァプールは現在8人の選手をローン移籍で他クラブへと貸し出しており、南野もその中の一人だ。『リヴァプール・エコー』は「8選手の中で最も興味深いのはミナミノだ」と、日本代表FWの“再戦力化”を予想している。
「ザルツブルクで躍動したミナミノがリヴァプールへとやってきて、クリスマス前にプレミアリーグ初ゴールを決めた後、ほとんど我々の前に姿を見せなくなったのには驚いた」
「彼は、今シーズン後半戦をローン移籍したサウサンプトンで過ごすことになった。“セインツ”での最初の3試合で2ゴールを奪ったものの、リヴァプールが期待していたほど頻繁には起用されていないのが現状だ。ラルフ・ハーゼンヒュットル監督の下では、リヴァプールで過ごしたシーズン前半戦よりも出場機会を得ているが、イングランドでの通算出場時間は1,000分にも満たない」
「だが、データサイト『FBref.com』のスタッツを見てみると、彼はリヴァプール在籍時よりもプレッシングの回数が減少した一方で、ボール回収数が増えていることが分かる。もし、彼がプレスの先導者としてのスタイルを磨き上げることができれば、仮にゴール数がやや物足りない数字になったとしても、来シーズンはユルゲン・クロップ監督にとってローテーションの有力な選択肢となるだろう」