【RIZIN】三浦孝太 初韓国大会参戦!プロ3連敗からの再起戦「足りてない部分を底上げしてきた」
2025年4月16日(水)15時43分 スポーツニッポン
格闘技イベント「RIZIN」は16日に韓国で記者会見を行い、5月31日にRIZIN初韓国大会となる「RIZIN WORLD SERIES inKOREA」の対戦カードを発表。“キングカズ”ことサッカー元日本代表FW三浦知良の次男で格闘家の三浦孝太(22)の参戦が発表された。
RIZIN初韓国大会では“日韓戦”をテーマとした11試合がマッチメークされた。その中で孝太は、2015年韓国キックボクシング連盟優勝者のクォンヨンチョル(韓国)と対戦する。
会見に出席した孝太は「去年から試合のオファーなどもあり、韓国のファンの人も増えていて“試合してほしい”という声がある中で、RIZINの素晴らしい舞台で試合できることを嬉しく思います。当日は対戦相手ともに良い試合をして韓国のファンを楽しませるので、ぜひ楽しみにしていてください」と意気込んだ。
そしてプロ3連敗を喫して新しい環境を整えていたことを明かした。「ダメージ抜くのに時間がかかったんですけど、それから徐々に新しい環境を見直したり、前の環境で足りないところを埋める作業をしてました」と説明した。
「ルールや相手については今日の会見で知った感じなので、どんなルールでも適用できるように自分の足りてない部分を底上げしてきました。まだ1カ月半あるので、その部分を埋めていきたい」と強くなった姿を見せると誓った。
孝太は21年大みそかに格闘家デビュー。YUSHIを相手に鮮やかなサッカーボールキックでKOしてデビュー戦で白星を飾った。その後は22年8月にタイで元K—1 MAX世界王者のブアカーオ・バンチャメーク(旧・ポー.プラムック)とキックボクシングのエキシビジョンマッチで対戦。3Rレフェリーストップながらも貴重な経験をした。
22年9月にプロ2勝目を飾った後は悪夢が待っていた。23年5月の「RIZIN.42」でMMA初参戦のYA—MANに1RTKO負けでプロ初黒星。試合後には悔し涙が止まらなかった。その後7月には再びタイで3分3ラウンド判定なしの特別キックボクシングルールの試合に臨み、3Rを戦い抜いて決着はつかなかったが、タックルのような動きを見せてしまうなど反省点が多い試合だった。23年大みそかではMMAデビュー戦の皇治(TEAM ONE)に2RTKO負け。プロ初の2連敗を喫した。1年ぶりの試合となった昨年大みそかの「RIZIN DECADE」の。第1部「雷神番外地」ではブレイキングダウンの実力者・冨澤大智(フリー)のヒザ蹴りを被弾して1R失神KO負け。プロ3連敗を喫して、今回が再起戦となる