原英莉花の後輩が地元大会で手応え 倉林夏が新ボールにキャロウェイ『クロムツアー』を選んだ理由が“らしさ全開”
2025年4月18日(金)14時51分 ALBA Net
倉林夏は今季複数回優勝を目指す(撮影:福田文平)
<マイナビネクストヒロインゴルフツアー CRÉATION DREAM CUP 最終日◇16日◇葉山国際カンツリー倶楽部 (神奈川県)◇6194ヤード・パー72>
神奈川県出身の20歳、倉林夏の出身校は湘南学院高。先輩には、現在米女子下部ツアーに参戦している原英莉花がいる。地元・葉山国際カンツリー俱楽部で行われた今大会は13位タイで終え、手応えを残した。
強風が吹き荒れるなか、前半はスコアを伸ばしたが、後半11番パー5でダブルパーを打つトラブル。コースをよく知るアドバンテージは生かせなかったが「前半は1アンダーで回れたし、ちょっとでも上を目指そうと切り替えました。本当はもっと頑張りたかったんですけど…」。悔しさもにじませたが、「『10』打って崩さなかったのも成長」と粘り強いゴルフで前を向いた。
今大会から「キャロウェイの『クロムツアー』を使い始めたんです」とボールを一新。選ぶ基準としてドライバーショットの球の強さを挙げる。「ボールが硬いと滑っちゃって飛距離が落ちちゃう。クロムツアーは軟らかくて、いい感じ。これいけるなと思った」と好感触。平均260ヤードの飛距離が武器の倉林らしい視点だ。「アプローチもスピンが入ったし、違和感がなかったですね。」とショートゲームでも活躍した。
さらに、「出会いがあって」と今年からニューウェアとなる『GAUWAU』を着用。「目立つデザインで、会場でも『可愛い』って言ってもらえるんです」と笑顔で話す。配信がある同ツアーでカメラへのアピールも欠かさない。メーカーへの恩返しも、上位で戦うモチベーションになっている。
シーズン前に行われた「マイネクQT」では11位に入り、出場可能試合が増加。「今年は全試合に出て、2、3勝したい」。その強い思いを胸に次戦「Sanrio Smile Golf Tournament」に挑む。(文・小池文子)
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