アマ世界一の坪井智也がプロ2戦目でタイトル戦 日本最速タイ記録へ「しっかり勝って、その先に」

2025年4月18日(金)15時21分 スポーツニッポン

 ボクシングの帝拳プロモーションは18日、都内のホテルで会見を開き、6月8日(日)に東京・有明コロシアムで「PrimeVideoBoxing13」を開催すると発表。WBC世界バンタム級王者・中谷潤人(27=M.T、30戦全勝23KO)とIBF同級王者・西田凌佑(28=六島、10戦全勝2KO)の王座統一戦が正式発表された。

 同じ興行ではWBC世界バンタム級1位・那須川天心(26=帝拳、6戦全勝2KO)が“世界前哨戦”でWBA同級6位ビクトル・サンティリャン(29=ドミニカ共和国、15戦14勝5KO1敗)と同級10回戦で対戦。また、日本人初のアマ世界選手権金メダリストで3月にプロデビューした坪井智也(29=帝拳、1戦全勝1KO)が、地域タイトルのWBOアジア・パシフィック・バンタム級王座決定戦10回戦に出場する。

 WBOアジア・パシフィック・バンタム級王座は前王者の那須川が17日に返上を発表。坪井はプロ2戦目で早くもタイトル戦となり、WBA同級12位バン・タオ・トラン(32=ベトナム、19戦18勝10KO1敗)と戦う。プロ2戦目での地域タイトル獲得となれば国内最速タイ記録となる。

 会見に出席した坪井は「早くも2戦目ができること、また大きな会場で試合ができること、地域タイトルがかかっていることはとてもうれしい」とコメント。デビュー戦は2回TKO勝ちで「まだ長いラウンドはやったことがないので、長いラウンドで何ができるか試しながら次の試合はやりたい」と抱負を語った。勝てば世界ランク入りも見える一戦に「やるべきことができれば問題ないと思っている。ここでしっかり勝って、その先に向かって頑張っていきたい」と決意表明。スーパーフライ級での世界挑戦を見据えているが、2戦続けてバンタム級での試合となり「自分に無理のないウエートでチャンスをいただけるのなら、それはやるものだと僕は思っている。バンタム級でも全然やれると思う」と話した。

スポーツニッポン

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