【大学野球】 早大のエース・伊藤樹 苦しみながらも現役トップタイの16勝目
2025年4月28日(月)18時43分 スポーツ報知
早大先発の伊藤樹
◆東京六大学野球春季リーグ戦第3週第3日▽早大7—2法大(28日・神宮)
早大のエース右腕・伊藤樹投手(4年=仙台育英)が、先発で法大を7回6安打2失点に抑え、今季3勝目をマーク。通算勝利数を「16」とし、トップの慶大・外丸東真投手(4年=前橋育英)に並んだ。
与えた四球は5つ。制球力抜群の伊藤にとっては苦しいマウンドだった。毎回ランナーを背負いながらも、最少失点にとどめる。小宮山悟監督(59)は「『丁寧に』という表現が、一番適切かも。なかなか思うようにならないなかで、ピンチをしのぐ力を備えた。安心して任せられる投手になりました」と評価した。
「長打が出なかったのが一番かなと思います。走者が出てからは『低く低く』ということをずっと意識して投げていました」と振り返ったのは伊藤。次週の立大戦に向け「ベストコンディションでいけば、思い通りに投げられると思う。中4日で修正したい」と表情を引き締めた。