八村塁 今季最多タイ5本の3P含む23得点の躍動も...レイカーズ競り負けて1回戦突破へ“崖っぷち”

2025年4月28日(月)7時34分 スポーツニッポン

 ◇NBAプレーオフ1回戦・第4戦 レイカーズ113ー116ウルブズ(2025年4月27日 ターゲット・センター)

 レイカーズの八村塁(27)が27日(日本時間28日)、西プレーオフ(PO)1回戦第4戦の敵地ウルブズ戦に先発出場。今季最多タイ5本の3Pシュート含む23得点の躍動を見せた。チームは1点を争う接戦で競り負けて対戦成績1勝3敗。1回戦突破へ“崖っぷち”に追い込まれた。

 負けたら王手をかけられる大きな1戦でスタメンに名を連ねた八村。第1Q残り10分28秒で左コーナーからカッティング。ゴール下でパスを受けてフェイクを交えてシュートを決めてチーム初得点。さらに残り9分30秒に右コーナーから3Pシュートを決めて連続得点を挙げた。残り3分42秒でベンチに下がった。

 第1Q終了後のインタビューでは「ルカもレブロンもエネルギーが良いので、もっとハードにプレーしたい」と気合いを入れた。

 第2Qはベンチスタート。残り8分42秒から途中出場し、残り5分45秒でフリースローライン付近からジャンプシュートを決めた。残り19秒には左コーナーから同点に追いつく3Pシュートを決めた。

 第3Qはスタートからコートに立った。残り10分50秒でレブロン・ジェームズからのノールックパスを受けて左コーナーから3Pシュートを決めて後半初得点を挙げた。残り4分18秒で左コーナーから再び3Pシュートを沈めた。残り3分22秒には左ウイング付近からドライブインでレイアップシュートを決めた。残り50秒にもトップからドライブインでレイアップシュートを決めて20得点に乗せた。

 第4Qも引き続き出場。1点ビハインドしていた残り3分32秒で右ウイング付近から今季最多タイとなる3Pシュートを決めた。

 八村は41分9秒出場。23得点5リバウンドを記録した。チーム2番目となる16本のシュートを試投して、9本成功。FG成功率は56.7%。3Pシュートは10本試投で5本成功。3P成功率は50%だった。

 チームは、落とせない第4戦は前半からレブロンとドンチッチが躍動。レブロンはチーム最多22得点、ドンチッチも21得点と2人でチーム得点の半分以上となる33得点を記録。02年のシャキール・オニールとコービー・ブライアントのコンビ以来となる、前半で20得点以上記録したコンビとなった。

 前半3点ビハインドで折り返すと、第3Q開始から14—0のランで勝ち越しに成功。しかしその後は一桁点差の接戦の展開となった。後半はレブロン、ドンチッチ、八村、オースティン・リーブス、ドリアン・フィニースミスの5人が24分間フル出場で戦い抜いた。ドンチッチがチーム最多38得点、レブロンも27得点を記録したが、接戦を落として敵地で2連敗を喫した。1回戦突破へ“崖っぷち”に追い込まれた。

 反撃を狙う第5戦は4月30日(同5月1日)にレイカーズの本拠地で行われる。

スポーツニッポン

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