八村塁 アクシデントに負けず!“バットマン”スタイルで11得点 レイカーズ勝利して1勝1敗のタイに

2025年4月23日(水)13時45分 スポーツニッポン

 ◇NBAプレーオフ1回戦・第2戦 レイカーズ94ー85ウルブズ(2025年4月22日 クリプト・ドットコム・アリーナ)

 レイカーズの八村塁(27)が22日(日本時間23日)、西プレーオフ(PO)1回戦第2戦の本拠地ウルブズ戦に先発出場。第1Qに相手との接触で鼻から大量の出血するアクシデントが起こった。後半は“バットマン”スタイルでプレーを続けて11得点の活躍を見せた。チームも勝利して対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。

 第2戦もスタメンに名を連ねた八村。第1Q残り8分21秒にはゴール下で相手の反則を誘って、フリースローを2本決めてこの試合初得点。

 しかし残り4分39秒にアクシデントが襲った。守備の場面でウルブズのナズ・リードがドライブインを狙うと、ナズの腕が八村の顔面に当たってしまった。八村はその場に倒れ込んで、立ち上がると鼻から大量の出血があったためロッカールームに向かった。

 第2Q途中に透明のフェースガードを付けてベンチに戻った。残り6分54秒から途中出場。最初はフェースガード着用したままプレーしていたが、その後にコート上でフェースガードを外した。

 残り29秒で右コーナーからカッティングして、レブロン・ジェームズのパス受けてシュートを決めた。さらに相手の反則も誘って3点プレーを成立させた。

 第3Q開始から黒のフェースガードを着用した“バットマン”スタイルでコートに立った。好守備を見せながら残り3分22秒にはカッティングからルカ・ドンチッチのパスを受けて、レイアップシュートを決めた。残り2分12秒にはフリースロー付近からプルアップのジャンプシュートを沈めた。残り54秒にはドンチッチとのアリウープシュートも決めて、このクオーターはフル出場となった。

 第4Qはベンチスタート。残り7分45秒から途中出場してチームの勝利に貢献した。

 八村はアクシデントがありながらも34分12秒出場。11得点5リバウンドを記録した。シュートは9本試投で4本成功。FG成功率は44.4%だった。3Pシュートは2本試投も全て失敗に終わった。

 反撃を狙うチームは第1Qから34—15と最高の立ち上がりを見せた。前半から2桁リードを奪って有利に試合を展開した。後半はウルブズの追撃を許す場面もあったが、ドンチッチがチーム最多31得点12リバウンド9アシストのトリプルダブル級の活躍でチームをけん引。レブロンも21得点11リバウンド7アシストをマークして勝利した。これでPO1回戦の対戦成績は1勝1敗のタイとなった。

 今後は25日(同26日)に敵地に移動して第3戦目を戦う。試合後にJJ・レディック監督は「ルイが試合後にレントゲン検査を受けて、残りの試合はマスクを着用してプレーする必要があると予想している」と言及した。

 ▼ルカ・ドンチッチ(チーム最多31得点) オフェンスは良かったけど、まだ改良点はある。でも第4Qにチームとして戦えたし、勝てて良かった。(フィジカル面について)最初から48分通してよかった。(次戦に向けて)敵地でミネソタの歓声はうるさいけど、自分たちがやることをやるだけ。

スポーツニッポン

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