渋野日向子が10カ月ぶりのボギーフリーで巻き返し 薄氷の予選通過なるか…「あとは待つしかない」
2025年4月19日(土)6時44分 ALBA Net
渋野日向子がボギーなしの「67」をマーク。予選通過なるか?(撮影:ALBA)
<JMイーグルLA選手権 2日目◇18日◇エル・カバレロCC(カリフォルニア州)◇6679ヤード・パー72>
2オーバー・128位タイで2日目を迎えた渋野日向子が、ボギーなしの5バーディを奪い「67」をマーク。ホールアウト時点でカットライン上になっているトータル3アンダーでホールアウトした。順位は暫定65位タイまで浮上している。
ラウンド後、WOWOWのインタビューでは「チャンスがかなり多く作れていた一日だと思うので、もう一つ伸ばしたかった。悔しい部分はあるのですが、耐えるところは耐えましたし、ボギーフリーのラウンドもひさしぶりだったので、すごくよかった」と振り返り。決勝進出の“安全圏”まで伸ばせなかったことを悔やみつつ、内容は評価した。
10番からスタートした渋野は11番でバーディを先行。「早めにバーディがきてくれたのですごくよかったと思いますが、そのあとなかなかバーディパットが決まってくれなかった」と、前日同様、グリーン上でのプレーにはちょっぴり不満顔。「かなりイライラも溜まってしまっていましたし、すごくもったいない」。これが“あと1つ”という悔しさにもつながっている。
迎えた14番パー4ではティショットを左に曲げ、距離の残る2打目で左足上がりのラフからグリーン右のガードバンカーに入れてしまう場面も。しかしここは1.5メートルに寄せてワンパットのパーセーブ。「そのなかで(14番で)パーセーブできたので、そこは本当によかったと思いますし、15、16番のバーディにつながった」と流れを引き寄せるホールになった。
パッティングに悔いが残る一日ではあったが、予選通過がかかったラウンドでボギーなしのプレー。渋野のボギーフリーラウンドは、2024年6月の「ショップライトLPGAクラシック」第1ラウンド以来となる。
「伸ばすしかなかった一日だったので、このスコアで回れたのはよかったと思う。あとは待つしかないので、やっぱり最後は一つ伸ばしたかったなと思います。やることはやってしっかり準備して、明日プレーできるように待っています」。あとは後続の結果を見守るしかない。
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