フィギュア・坂本花織「これが気合いで乗り切った演技」 死力尽くしたフリーは3位 仲間の応援に感謝
2025年4月19日（土）23時41分 スポーツニッポン
◇フィギュアスケート世界国別対抗戦最終日（2025年4月19日 東京体育館）
女子フリーが行われ、坂本花織（シスメックス）は145・00点で米国勢に次ぐ3位となった。
演技前、日本の応援席から「フレー！フレー！花織！」の声援が送られた。序盤からわき起こった観衆の手拍子に乗って、まずはダブルアクセルを成功。ダブルアクセル—1オイラー—3回転サルコーの連続ジャンプ、ラストの3回転ループが回転不足となったが、それ以外は大きなミスなくフィニッシュした。氷の上に座り込むほど出し尽くし「シカゴ」を演じきった。
「みんなが“これでもか”と応援してくれた。それが力になった。これが気合いで乗り切った演技です、みたいな感じでした（笑い）」
今季ラストの演技を終え、束の間の休息を挟んで五輪シーズンに臨む。「今年と来年は2年で一つとずっと言ってきて、ここが折り返し地点。前半、課題をたくさん残して終われた。次の1年に向けてたくさん試行錯誤をしたシーズンで、それはそれで良かったと思う」と語った。
