大谷翔平が真美子夫人の出産に立ち会うため利用した「父親リスト」とは?過去にダルら日本選手も多数利用

2025年4月19日(土)14時5分 スポーツニッポン

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が18日(日本時間19日)、真美子夫人の出産に立ち会うため、産休制度「父親リスト」に入り、チームを一時的に離脱することが決まった。デーブ・ロバーツ監督(52)が明らかにした。チームには代わりにエディ・ロザリオ外野手(33)が昇格した。

 同日のレンジャーズ戦前に取材に応じた指揮官は「翔平は産休を取っている」と明言。「彼と真美子はある時期に(出産を)予想している。私が知っているのはそれだけ。彼がいつチームに戻るかはわからない。いつ誕生するかもわからないが、彼らは今、一緒にいる」と話した。

 大谷は昨年12月28日に自身のインスタグラムで真美子夫人が第1子を妊娠したことを公表。愛犬デコピンと子供用のピンク色の服と小さな靴、エコー画像とみられる写真を添えて投稿していた。

 この投稿のメッセージでは「Can’t wait for the little rookie to join our family soon!(もうすぐ私たちの家族に“リトルルーキー”が加わるのが待ち切れない)」と父親となる喜びを素直につづっていた。

 大リーグでは2003年には家族の葬儀参列などのため3〜7試合チームを離れてその間に選手を40人枠から補充できる「制限リスト」を新設。2011年からは出産の立ち会いのため「父親リスト」に入って3試合チームを離れ、同様に選手を補充することが可能となった。日本選手では過去に青木宣親川崎宗則前田健太田中将大、ダルビッシュ有、鈴木誠也もこの制度を利用した。

 大リーグには他にも2親等以内の親族に不幸が起きた場合の「忌引きリスト」、家族に救急医療の必要が生じた際の「家族救急リスト」や、私的な事情で離脱する際の「制限リスト」などがある。これらの制度を利用することで一時的にチームを離れることができる。昨季、ダルビッシュは「家族に関する個人的な事情」により、制限リストに入ってチームを一時離脱した。

スポーツニッポン

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