プロ5年目で悲願成就 佐久間朱莉が涙の初優勝「自分を信じて良かった」

2025年4月20日(日)14時22分 ALBA Net

優勝スピーチで笑顔を見せる佐久間朱莉(撮影:佐々木啓)

<KKT杯バンテリンレディス 最終日◇20日◇熊本空港カントリークラブ(熊本県)◇6565ヤード・パー72>

ついに悲願成就だ。プロ5年目の22歳・佐久間朱莉が5バーディ・ボギーなしの「67」をマーク。トータル11アンダーで1打差を逆転し、念願のツアー初優勝をつかんだ。


前半で主導権を握った。2番で初バーディを奪うと、4、6、9番でもスコアを伸ばし、単独トップでハーフターン。後半6ホールはパーを並べたが、16番パー3でのバーディでリードを2打に広げると、最終18番ではしっかりとパーで締めて、ギャラリーからの拍手に応えた。同級生たちから祝福を受けると、自然と涙があふれた。

プロ2年目の2022シーズンにシード権を獲得。順調にステップアップし、昨季は14度もトップ10に入った。“あとは初優勝だけ”“いつでも勝てる”と期待され続けてきた22歳が、ついにスポットライトを浴びた。

優勝スピーチでは「なかなか勝てなくて、苦しい時間も長かったんですけど、自分を信じて戦ってきて良かったと思います」と笑顔を見せた。

「マネージャーさんやトレーナーさん、スポンサーのみなさまをはじめ、多くの方の支えがこの結果につながったと思います。1勝だけじゃなく、2勝、3勝と複数回優勝を目指して、これからも頑張ります」

2021年の山下美夢有に始まり、植竹希望、岩井明愛、竹田麗央と、これで5大会連続となる初優勝者を輩出。今年も熊本からニューヒロインが誕生した。


<ゴルフ情報ALBA Net>

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