3試合ぶり復帰のFW武藤嘉紀 VARでゴール取り消しのシーンに「ベンチに行ったら分からないと言うので…笑」
2025年4月20日(日)18時10分 スポーツ報知
後半、シュートを放つ神戸FW武藤(右=カメラ・谷口 健二)
◆明治安田 J1リーグ▽第11節 神戸1—0町田(20日・ノエスタ)
神戸が先制点を守り切り、3連勝を飾った。
スコアレスで迎えた後半17分、DF酒井高徳、MF佐々木大樹、MF井手口陽介とつないで右サイドを打開した。井手口が右サイドからゴール前へクロスを挙げると、相手DF岡村大八のオウンゴールを誘発して先制に成功した。
同32分からはFW武藤嘉紀が負傷から3試合ぶりに出場した。36分にはロングボールに抜け出して左足でゴールネットを揺らしたが、VARの結果オフサイドとなり、得点は取り消し。この場面について「自分でも多分オフサイドだろうなと思っていたんですけど、ベンチに行ったら分からないと言うので(笑)。ショックもなく、あれでゴールだったら喜べばいいと思っていたくらい」と笑顔で振り返った。
名古屋戦で受傷したけがが長引いており、違和感がない状態までは「もう少し」と話した。5月3日の次節・岡山戦(ノエスタ)までには「もっといい状態に上げていけると思う」とし「とにかく今チームがいい状態なので、自分もしっかりとアピールをして。素晴らしい競争力の中、誰が出てもいいパフォーマンスを続けることが3連覇にもつながると思う」と続けた。昨季のリーグMVPの復帰も、3連勝のチームの勢いに拍車をかける。