佐久間朱莉が悲願の初V 「苦しい時間も長かった。複数回優勝を目指して、これからも頑張って参ります」
2025年4月20日(日)14時12分 スポーツ報知
優勝インタビューで喜びを語る佐久間朱莉(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー KKT杯バンテリンレディス 最終日(20日、熊本・熊本空港CC=6565ヤード、パー72)
最終ラウンドが行われ、佐久間朱莉(大東建託)が初優勝を飾った。1打差2位で出て5バーディー、ボギーなしの67をマークし、通算11アンダー。2位の大里桃子(伊藤園)に2打差をつけて勝ちきった。優勝賞金は1800万円。
佐久間は前半9ホールで4バーディー、ボギーなしで首位に浮上した。同じく初優勝を目指した同組の小林夢果(ヨコハマタイヤジャパン)に11番終了時点で通算10アンダーで並ばれたが、小林が14番でダブルボギー。大里が67をマークして通算9アンダーの暫定2位で先にホールアウトした中、自身は16番でバーディー、17番で約6メートルのパーパットを決めた。18番はパーで優勝を果たし、両手でガッツボーズして喜んだ。
佐久間は表彰式で「私自身、なかなか勝てなくて苦しい時間も長かったんですけど、自分を信じて今日この日まで、戦ってきて良かったと思います。この結果は私1人の力ではなくて、チームのマネジャーだったり、トレーナーさんだったり、スポンサーの皆さまを含め、多くの支えがあったからこの結果につながったと思います。1勝だけじゃなく、2勝、3勝と複数回優勝を目指して、これからも頑張って参りますので、引き続き応援していただけたらうれしいです」とスピーチした。