浦和が今季初の3連勝で4位浮上 MFサビオのFK弾など初の3得点 横浜Mの“解任ブースト”許さず
2025年4月20日(日)18時17分 スポーツ報知
先制点を決めガッツポーズする浦和・マテウスサビオ(カメラ・山崎 賢人)
◆明治安田 J1リーグ▽第11節 浦和3—1横浜M(20日・埼玉)
浦和が今季初の3連勝を飾った。MFマテウスサビオ、渡辺凌磨、DFダニーロボザのゴールで今季初の3ゴール。クラブW杯出場の関係もあって1試合消化が多い状況だが、勝ち点19まで伸ばして4位まで浮上。この試合前、監督交代に踏み切った横浜Mに勝ちきった。
エースの右足が、口火を切った。0—0の前半アディショナルタイム、MFマテウスサビオが、加入後初の直接FKで先制。0—0で迎えた前半アディショナルタイム。ゴール正面約20メートル、やや左よりの位置で迎えたこのチャンスにキッカーをつとめると、ゴール右下隅へと沈めた。壁の上ではなく、右横を通過して横浜MのGK朴の逆を突き、駆け引きで上回った技ありの弾道で、今季2点目を奪った。
さらに後半1分、横浜MのDF諏訪間のクリアミスをMF渡辺凌磨が押し込んで追加点。渡辺は今季4点目、2試合連続のゴールとなった。後半14分には失点し、1点差に。その後も横浜Mに完全にペースを握られ、完全に崩されて決定的なピンチを迎えるシーンもあった。しかし相手のミスにも救われてしのぐと、後半43分には途中出場したMF原口元気のクロスからDFダニーロボザの加入後初ゴールで3点目。埼玉スタジアムでは今季4連勝と、赤く染まったホームの利も生かして勝ち点を積み上げた。