【陸上】リレー侍、サニ招集“ガチメンバー”でパリ予行「金メダル獲る練習を」5月に世界リレー

2024年4月20日(土)19時22分 スポーツニッポン

 5月4、5日の世界リレー(バハマ)に出場する陸上男女の400メートルリレー日本代表が20日、都内で練習を公開した。

 「リレー侍」こと男子では世界選手権2大会連続ファイナリストのサニブラウン・ハキーム(東レ)は米国拠点のため現地から合流となるが、柳田大輝(東洋大)、上山紘輝(住友電工)らがバトンワークなどを確認。日本陸連の土江寛裕・短距離強化ディレクターは「凄く良いバランスのメンバーがそろった」と語った。

 パリ五輪の目標について土江氏は「東京で取り忘れてしまった、置いてきてしまった金メダルが目標」と言い「そこにつながるレースができたら。各国トップの選手で組んでくると思う。そこで金メダルを獲る練習ができたら」と話した。

 金メダルのためにサニブラウンは不可欠なピース。「ある意味、個人(競技)を犠牲にして来る。ハキームはリレーが大好き。今回はリレーを買って出てくれている。パリではしっかり個人をやった上で、リレーで金獲るのにハキーム抜きでは獲れない。本人も分かっている」と土江氏は語り「日本チームでハキーム含めてリレーを組めるのはとても大きな経験。パリへの作戦をつくる上で非常に大事なレース。今回来てくれることは大きい」と“ガチメンバー”で五輪枠取りに挑む意義を口にした。

 世界リレーは各種目で参加16カ国の上位14カ国がパリ五輪出場枠を獲得する。男子400メートルリレーは木梨嘉紀(筑波大大学院)か山本匠真(広島大)が1走となり、2走・柳田、3走・上山、4走・サニブラウンとなる見込み。バハマ入り前に米国ルイジアナ州での大会でサニブラウン抜きで試走した後に現地入りする予定。

スポーツニッポン

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