カディスがリーズを“模倣”? 21日のレアル戦でESL反対を示す特別シャツを着用か
2021年4月21日(水)14時52分 サッカーキング
カディスが行おうとしている抗議スタイルには、“前例”がある。19日、プレミアリーグ第32節でリヴァプールをホームに迎えたリーズの選手たちは、シャツの前面にCLのロゴと「勝ち取れ(EARN IT.)」という文字、そして背面に「フットボールはファンのためだ」という文字があしらわれたシャツを着用してピッチに出た。ビッグクラブのみで構成されるESLと、そのESLに参加を表明したクラブに対する強烈なメッセージだった。
『マルカ』は、カディスが21日の試合でリーズの行動を“模倣”するだろうと報道。用意しているシャツには「スーパーリーグ? サッカーはみんなのものだ」というメッセージが入ると伝えている。
また、同紙によれば、カディス対レアルの3時間前に行われるオサスナ対バレンシアでも同様の抗議活動が行われる模様。現在、プレミアリーグの“ビッグ6”がESLからの脱退に舵を切るなど新リーグ構想は波乱の展開を見せているが、スペインからは同リーグ初代会長に就任したフロレンティーノ・ペレス氏が会長を務めるレアル、脱退を検討しているとも報じられているバルセロナに加え、アトレティコ・マドリードがESL参加を表明している。今後、リーガ・エスパニョーラでもESL創設に抗議する活動は広がりを見せるかもしれない。