チェルシー買収レース、ルイス・ハミルトン&セリーナ・ウィリアムズも関与か

2022年4月21日(木)21時48分 サッカーキング

ルイス・ハミルトン(左)とセリーナ・ウィリアムズ(右) [写真]=Getty Images

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 チェルシーの買収レースに、F1ドライバーのルイス・ハミルトンとテニス選手のセリーナ・ウィリアムズが関わっているようだ。21日にイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じた。

 チェルシーは2003年からロシア人オーナーのロマン・アブラモヴィッチ氏によって所有されてきた。しかし、ロシア・ウクライナ情勢の影響に鑑み、同氏は今年3月2日にクラブ売却の意思を表明。以降、多数の投資家が同クラブの買収に関心を示してきた。

 現在、入札は最終局面を迎えており、候補は3グループに絞られている。ハミルトンとウィリアムズは、そのうちの一つであるマーティン・ブロートン氏率いるコンソーシアムへの協力で合意した模様。両名はそれぞれ、およそ1000万ポンド(約16億7000万円)をコンソーシアムに提供するという。

 ハミルトンはチェルシーのライバルであるアーセナルのファンとして知られているが、ブロートン氏のコンソーシアムとは数週間前から交渉を行なっていたようだ。コンソーシアムの関係者は取材に対し、ハミルトンとウィリアムズが加わった理由について、「世界的なスポーツブランド構築の経験があるからこその、本気の投資判断だった」と語っている。また、入札が成功した場合、ハミルトンはチェルシーの多様性、公平性、包括性を促進する今後の取り組みにおいて、正式な役割を果たすことになるだろうと関係者の1人は示唆している。

 ブロートン氏のコンソーシアムには、世界各国の投資家が関わっている。コンソーシアムの計画では、アメリカの億万長者であるジョシュ・ハリス氏とデイブ・ブリッツァー氏が率いる持株会社『ハリス・ブリッツァー・スポーツ&エンターテインメント』がチェルシーの支配権を持つことになるようだ。ただ、両氏はチェルシーの買収が完了した場合、保有しているクリスタル・パレスの株を手放す必要がある。

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