【青葉賞・坂本の特注馬】距離延長で持ち味が生きる良血馬アマキヒ 横山武史騎手がうなった素質の良さは見逃せない

2025年4月21日(月)11時10分 スポーツ報知

アマキヒ

◆第32回青葉賞・G2(4月26日、東京競馬場・芝2400メートル=1〜2着馬に日本ダービーの優先出走権)

 日本ダービーへの“切符”をかけて素質のある3歳牡馬が激突するトライアルで、いかにも舞台が合いそうな良血馬に期待したい。10年の牝馬3冠馬アパパネを母に持つアマキヒ(牡3歳、美浦・国枝栄厩舎、父ブラックタイド)は、伸びしろの大きさから注目する。血統的に2400メートルに距離が延びるのはプラス。前走後も在厩で調整しており、この中間に国枝調教師が「本当に馬っぷりが良くなってきた」と成長を評価しているのは頼もしい。

 デビュー2戦目で挑んだホープフルSは、外の17番枠から流れに乗れず、ちぐはぐな内容で17着に敗れたもの。続くゆりかもめ賞(3着)も、直線の内で馬群をさばくのに苦労して不完全燃焼だった。

 一方でうまくまくって2勝目を挙げた前走は、豊富なスタミナと長く脚を使える持ち味をアピールしてみせた。その走りに横山武史騎手が「すごくいい馬で、奥があると感じていました」とうなったほど。この一族の牡馬特有の気性の荒い面はあるが、ここでも通用するだけの力はあると信じる。(坂本 達洋)

スポーツ報知

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