パドレス・アラエス担架で緊急搬送 一塁付近で衝突→負傷交代も「容態は安定」敵地ファンも無事願う
2025年4月21日(月)9時15分 スポーツニッポン
◇インターリーグ パドレス—アストロズ(2025年4月20日 ヒューストン)
パドレスのルイス・アラエス内野手(28)が20日(日本時間21日)、敵地でのアストロズ戦に「2番・DH」で先発出場も初回に担架で緊急搬送されるアクシデントに見舞われた。
初回、先頭のタティスが四球を選んで出塁すると、次打者のアラエスは送りバントを試み、一塁線へゴロを転がした。この打球を一塁手・ウォーカーが捕球すると、一塁ベースカバーに入った二塁手・デュボンに転送。打者走者のアラエスとデュボンが一塁ベース付近で正面衝突した。
アラエスはその場で倒れ込み、しばらく動くことができずトレーナーやシルト監督らがかけつける中、担架に乗せられ、緊急搬送。試合は約11分間中断となったが、敵地スタンドも拍手でエールを送り、アラエスの無事を願った。
その後、球団は「ルイス・アラエスは更なる検査のため病院に搬送されました。現在、容態は安定しており、意識も反応も良好で、手足を動かすことも可能です」と無事であることを報告した。
アラエスは昨季まで3年連続で首位打者に輝いた安打製造機。今季はここまで打率・287を記録している。