アルテタ監督がチェルシー戦でPK成功のサカを称える…「勇気を示した」

2022年4月22日(金)18時44分 サッカーキング

PK成功でアーセナルの勝利に貢献したサカ [写真]=Getty Images

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 アーセナルのミケル・アルテタ監督が21日、クラブ公式サイトのインタビューにて、イングランド代表FWブカヨ・サカを称えた。

 20日、アーセナルはアウェイでチェルシーと対戦。試合はFWエディ・エンケティアの2ゴールとMFエミール・スミス・ロウ、さらには終了間際にサカが自ら獲得したPKを決め、4−2で勝利。連敗を「3」で止め、チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得争いに踏みとどまった。

 試合後、アルテタ監督がインタビューに応じ、昨夏に行われたEURO2020の決勝以来、初となるPKを成功させたサカの勇気を称えた。

「(本来のキッカーであるFWアレクサンドル・ラカゼットがピッチに不在だったため、)ガビ(FWガブリエウ・マルティネッリ)が蹴ると思っていた。ブカヨがセットした時、実は私の中で昨年夏に起こったことを思い出していた。だが、あれは起こるべくして起こったことであり、彼はそこから多くのことを学んで、大きく成長した」

「彼の脳裏にも、夏のことはあったはず。それでも彼の中に『自分が蹴る』という勇気があったなんて、たとえ今回失敗していたとしても脱帽だ」

 なお、サカはこのPKを決めたことにより、今シーズンのリーグ戦10ゴール目を記録。エミール・スミス・ロウと並んでチームのトップスコアラーとなっている。また、同一チームから21歳以下の選手が、2人以上同時に10ゴール以上をマークしたプレミアリーグ史上3番目のチームにもなっている。

(1999−2000シーズンのリーズ、2006−07シーズンのマンチェスター・ユナイテッドに次ぐ記録。今回のアーセナルで達成した2人はサカ(20歳)とスミス・ロウ(21歳)。)

 勇気を持って立ち向かい、悪夢を払拭したサカ。強い精神力でアーセナルにCL出場権をもたらす活躍を見せられるか。

サッカーキング

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